
異世界に召喚された少年ナツキ・スバル(CV:小林裕介)が、死して時間を巻き戻す『死に戻り』の力を使い、過酷な運命に立ち向かっていく姿を描く『Re:ゼロから始める異世界生活』。その待望の4th seasonが幕を開けた(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MX・AT-Xほかで放送/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)。第68話では、プレアデス監視塔を目指す一行がアウグリア砂丘の『砂時間』に挑む姿と、そこに待ち受ける容赦のない絶望を描いた「砂時間を越えろ」が放送された。(以下、ネタバレを含みます)
■メィリィの力と見事な連携プレイ
プレアデス監視塔へ向かうスバルたちは、風が強まり空間がねじれる『砂時間』を突破するため、ラム(CV:村川梨衣)の『千里眼』と鳥の導き、そしてメィリィ・ポートルート(CV:鈴木絵理)の魔獣を操る加護の力で砂丘を進んでいく。砂時間を抜けた先に待ち受けていた花魁熊の群れに対しても、エミリア(CV:高橋李依)の氷魔法やユリウス・ユークリウス(CV:江口拓也)の剣技、スバル&ベアトリス(CV:新井里美)の魔法など、全員がそれぞれの持ち味を生かして応戦していく。
かつてはスバルたちを殺そうとしたメィリィが、この旅では頼もしい味方として活躍。即席のパーティーでありながら息の合った連携を見せる展開は、冒険のワクワク感にあふれている。新キャラクターたちが登場する新しいオープニング映像も相まって、胸を躍らせたファンも多かっただろう。SNS上でも「メィリィちゃんの魔獣をあやつる能力大活躍でしたね」「ラムとメィリィ、そして鳥の導きで砂嵐突破やったあ!」「新キャラ登場のOPかっけー!」「エミリアのスバルを100%信じている発言が良き!」など、新たな仲間たちとの旅に盛り上がる声が相次いだ。

■無慈悲な光の狙撃とベアトリスの涙
しかし、監視塔へ近づいた矢先、謎の光によってスバルの頭部が吹き飛ばされ、突如として『死に戻り』が発生する。2回目のループでも光の狙撃を受け、スバルを庇った地竜のパトラッシュが倒れ、スバル自身も致命傷を負ってしまう。血を流して倒れるスバルに、ベアトリスは「ベティーを、置いていかないでぇ……っ」と泣きすがるが、直後に彼女の体も無情な光に貫かれ、スバルは再び命を落とすのだった。
順調な攻略ムードから一転、理由も分からないまま訪れる理不尽な死の恐怖。大粒の涙をこぼし、震える声でスバルの体にすがりつくベアトリスの姿は、映像の生々しさも相まってなんとも痛ましい。これには「1人にしないでと言いながら消えるベア子は心にキます」「ベアトリスの涙で心が砕けた」「『死に戻り』が入るとリゼロが始まったのを実感するねぇ!」と、絶望的な展開に作品の真骨頂を感じる声があふれていた。
■絶望に抗うスバルの機転と『E・M・T』

3回目のループ。スバルは『見えざる手』を使って暴れそうな地竜のヨーゼフの首を優しくなでて落ち着かせ、一時撤退を指示する。再び降り注ぐ光の針をエミリアの氷の盾とユリウスの剣技で防ぐ中、スバルとベアトリスは手をつなぎ、絶対無効化魔法『E・M・T』を発動させる。しかし、魔法の影響で空間のねじれがほつれ、足元が崩れ落ちた一行は暗い地下空間へと落下していく。
絶望の中でも決して諦めず、出発前にユリウスが教えてくれた地竜のあやし方を即座に応用してみせるスバルの機転が光る。エミリアやユリウスの対応力の高さもさることながら、ピンチを切り抜けた直後に地下へと落ちていく予測不能な展開は、息をのむ面白さだ。ネット上でも「最初にユリウスが教えてくれたヨーゼフのあやし方がちゃんと役に立っていたの和みます」「あの光の攻撃どうやって攻略出来るんだろう、命中精度も超射程も半端なさ過ぎる」「エミリアの氷の壁とユリウスの剣技で落とすのカッコ良すぎるだろ」と興奮のコメントが並んでいた。
序盤から盛大に『死に戻り』を繰り返し、プレアデス監視塔攻略の難易度の高さを見せつけた第68話。塔の中からスバルたちを見つめ「見つけた」とつぶやく謎の存在、シャウラ(CV:ファイルーズあい)の不気味さも重なり、ファンからは「限られたメンバーで如何に攻略していくのか今期もワクワクが止まらないのです」「4期は覚悟した方が良さそうだ」と今後の展開への期待が高まっている。地下空間へ落ちてしまったスバルたちの運命はどうなってしまうのか。次回のレビューもお楽しみに!
◆文/岡本大介


