
菅野よう子氏のグローバルライブ「地球出没?プロジェクト」の第1弾となるアメリカ・ニューヨーク公演が2026年4月10日、11日に開催された。終演後の菅野氏のコメントとともに、5000人超のファンを熱狂させたパフォーマンスの模様を紹介する。
■4月10日「YOKO KANNO SEATBELTS」Performance(Kings Theatre Brooklyn)
アニメやドラマ、ゲーム、映画、CMなど、幅の広いジャンルの音楽作品で世界から評価されている作曲家・音楽プロデューサーの菅野よう子氏。
ニューヨーク公演初日、4月10日にニューヨーク・ブルックリンのキングスシアターで行われた「『YOKO KANNO SEATBELTS』Performance」では、世界中で人気を博す「COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ)」より、先日MVも公開された名曲「TANK!Extended」などを披露。
ほかにもニューヨークで活躍を続けるギタリスト&シンガー、スティーブ・コント(Steve Conte)をゲストボーカルに迎えた「Rain」「Call me Call me」、「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督が手掛けた映像を背景にした「Blue」など20曲以上を演奏。
米国では初お披露目となった本田雅人(Sax)、今堀恒夫(Gt)、佐野康夫(Dr)のシートベルツ(SEATBELTS)オリジナルメンバーが、現地で活躍するホーンセクションミュージシャンらとセッションを楽しんだ。
■4月11日 YOKO KANNO「PIANO ME」(The Town Hall, New York)
4月11日に同じくニューヨークのタウンホールで開催された「YOKO KANNO『PIANO ME』」は、菅野よう子氏の音楽作品の原点であるピアノを中心に編成されたライブ。
「TANK!」「PIANOBLACK」といった名曲のオリジナルピアノアレンジをはじめ、サウンドトラック「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.1」より、2015年に亡くなったシンガー・オリガ(Origa)さんの音声と同期させた「Inner Universe」などを披露。
スコット・マシュー(Scott Matthew)やスティーブ・コントら演奏隊のほかにも、ビジュアルデザイナーとして中村桃子氏、VJとして真鍋大度氏がサポートして「PIANO ME」の世界観を演出。さらに、現地で活動するゴスペルコーラスとの共演も実現した。
■菅野よう子氏 コメント
音楽が言葉の壁を超えることは、レコーディングで何度か経験してきたけれど、ニューヨークのお客さんたちは、「The Real Folk Blues」を日本語で、全力で歌ってくれました。
言葉の壁を超えたさらに先に、聴き手と深いところで結ばれること、音楽がその人の人生の一部になっていることを実感した瞬間でした。
初めて知り合う演奏家たちとのセッションも、刺激的でした。

