
「サウジ勢ほど強力になるのは不可能」東西格差は顕著…ACLE4強止まり神戸の監督が指摘「我々は最高の日本人選手を欧州に送り出している」
現実を痛感させられた。
ヴィッセル神戸が現地4月20日、アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝で、前回王者のアル・アハリ・サウジと敵地サウジアラビアで対戦。1-2で逆転負けし、クラブ史上初の決勝進出を逃した。
ミヒャエル・スキッベ監督が率いる神戸は、31分に武藤嘉紀が公式戦3試合連続ゴールを挙げ、幸先良く先制するも、なかなか追加点を奪えず。絶好機を仕留め損ね続けていると、後半はタレント軍団の破壊力抜群の猛攻に遭うなか、62分にガレーノ、70分にアイバン・トニーに被弾し、スコアをひっくり返された。
アジアサッカー連盟の公式サイトによれば、スキッベ監督は試合後の会見でこう総括した。
「前半は非常に良いプレーを見せ、いくつかの好機を作り出し、2点目を決める絶好のチャンスもあったが、後半はアル・アハリの力が強すぎた。ロングボールが多く、コーナーキックやフリーキックなどで我々は大きなプレッシャーを受けた。守るのが本当に難しかった」
ヴィッセル1年目のドイツ人指揮官はその上で、際立つ“東西格差”に触れ、次のように語った。
「東アジアと西アジアのサッカーの質にこれほど大きな差があるのは、サウジアラビアやカタールなどのクラブが遥かに強力で、リーグの資金も桁違いだからだ。彼らはヨーロッパや南米から非常に優れた選手を獲得し、チームの高いクオリティを保っている。東アジアでは状況が異なり、我々は最高の日本人選手をヨーロッパに送り出している。サウジアラビアのチームほど強力になるのは不可能だ。今夜、より強力なチームが勝利した」
ドイツのデータサイト『transfer markt』が示す総市場価値を見ると、神戸が1770万ユーロなのに対し、欧州で名の通った選手を揃えるアル・アハリは1億7383万ユーロだ。ピッチ外の数値とはいえ、その差は非常に大きく、ピッチ内の差を埋めるのは容易ではない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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