現地4月20日、ロサンゼルス・ドジャースは新戦力のクローザー、エドウィン・ディアスの負傷者リスト(IL)入りを発表した。右肘の遊離体除去のため22日に手術を行ない、復帰まで約3か月を要すると見られている。
守護神の戦線離脱は、ドジャースにとって大きな問題になるかもしれない。ドジャース専門メディア『DodgersBeat』はディアスのIL入りを「少なくとも3か月は欠場する見込みで、ドジャースは今シーズン最初の大きな難関に直面した」と伝えた。
それではディアスの代わりに、誰がドジャースのクローザーを務めるのか。同メディアは「ディアスが不在の間はフルタイムの専属を置くのではなく、複数人で分担する方針を選択する」と報じ、その候補者にアレックス・ベシア、ブレイク・トライネン、タナー・スコットの名前を挙げた。
「ベシアは重要な場面で一番頼りになる。闘志あふれる投球でファンから愛されており、今年も開幕から素晴らしいスタートを切った。トライネンもデーブ・ロバーツ監督が信頼するリリーバーのひとり。スコットは2025年にキャリアワースト成績を残したが、トライネンと同様、今年は巻き返すように好投を見せている」
今シーズンのベシアは10度の登板で8.2回、計31人に対して投げ、3ホールド、防御率0.00と無失点投球を継続中。トライネン9度登板して6.2回を投げ1勝1敗4ホールド、3失点、防御率4.05。スコットは10度の登板で8.2回、4ホールド、1失点、防御率1.04を記録している。
同メディアは、「ディアスの負傷離脱は痛手で、ブルペンが抑えられなかった25年の惨状を繰り返すなら、大きな懸念材料となる」としながらも、「しかし重要なのは、ディアスが完全復活する間、ベシア、トライネン、スコットの3投手が役割を果たすことだ」と“VTS”に期待を寄せる。
25年シーズンの最終盤にIL入りから復帰し、ポストシーズンではクローザーとして大車輪の働きを見せた佐々木朗希については、米誌『Sports Illustrated』が「佐々木がクローザーに戻ることはない。ディアスのIL入りでそんな憶測もあったが、そうはならない」と完全否定。佐々木はこれまで通り先発として稼働し、クローザーは「ベシア、トライネン、スコットで回していくプランだ」と報じている。
16勝6敗、勝率.727とメジャー30球団で唯一、勝率7割超えのドジャースに突然降りかかってきたディアス離脱のアクシデント。3連覇を目指す王者は、この窮地をブルペン全体でカバーしていく。
構成●THE DIGEST編集部
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