
11人組ボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)が、4月21日に8thシングル「PULSE」の発売記念イベントを開催。作詞に参加した収録4曲への思いを語るとともに、4月28日(火)に「春の決起集会」を生配信することを発表した。
■池崎が作詞のリード曲「All 4 U」は「青春そのもの」な一曲
メンバーの佐野雄大、尾崎匠海、藤牧京介、西洸人、高塚大夢、池崎理人、後藤威尊、田島将吾、許豊凡、木村柾哉、松田迅が登場すると、イベントはシングルリード曲「All 4 U」のパフォーマンス初披露でスタート。
ファンの声援を受けたメンバー11人がそれぞれあいさつをすると、西が、「ニューシングル『PULSE』は、今を駆け、明日へ抗う。感覚的で自由な音楽性と時代感性で今を導く、Z世代のやり場のないエゴに寄り添い、共鳴する。そんな作品に仕上がっております」と、今作のコンセプトを伝える。
「All 4 U」は池崎が作詞を担当しており、「これはもう本当に青春そのものです。後悔、痛み、苦しみ、全てを受け入れて、それも全部自分の一部として、見えているもの全部愛して、この瞬間も全部愛して楽しんでいきたいなって。そういう個人的な気持ちも込めた一曲になっています」と、思いの丈を語る。
「曲調自体めちゃ新しい。今までのINIにはなかったタイプの曲調で難しかった」とレコーディングを振り返る西と池崎。特に速いラップが難しかったというが、池崎は「日本語で聴いた響きを意識しながら歌詞にしていったんですけど、めちゃくちゃ納得のいく作品になりました」と、やり切った気持ちを伝える。
この日は収録4曲のうち、「OURS」のパフォーマンスも初披露。同曲の作詞には、高塚と西が参加した。高塚は「この曲は、青春の中の不安、悩み、痛みにフォーカスした曲です。青春世代だからゆえの悩みに寄り添ってあげたい気持ちをアップテンポなメロディーに乗せました」と語り、西は「こういう感情っていつまでもあると思いますし、こういう曲、けっこう僕好きです。聴きたくなる、頭から離れない。(聴かないと)損するよ、絶対頭から離れないよ、みたいな感じで書いて」と、作詞を振り返る。
さらに高塚が、「今回英語のフレーズをいつもより多めに入れたのが新しかったかな」と続け、「西くんの作詞と組み合わせて作った曲なので、バランスを考えたらもうちょっと英語も多いほうがいいなと思って。結果、すごくいい感じになったなと思います。ロックサウンドなのかな? すごく聴き心地がいい曲になっていると思います。いっぱい聴いてください!」と、自信の一作に力を込めた。
■西「『PULSE』全体で色んな声を聴ける。同じメンバーでも色んな声を楽しめる」
今回のイベントでは披露されなかったが、残りの収録2曲「DUM」「EAT UP」の作詞にもメンバーが参加し、「DUM」は田島と西の共作となる。
西は「“一生遊んでいたい”みたいな、ちょっとロマンを込めた楽曲になっていて。これも青春の一部を切り取って制作しようという気持ちで書いています。“一生遊んでいたい”っていう気持ちをバックに表現しつつ、その青春の中で、将来の不安にまだ向き合いきれていないフェーズというか、それを表現したつもりで。ちょっと思春期特有のね」と、照れながら明かす。
「EAT UP」は池崎が作詞し、「『EAT UP』というのは、“平らげよう”みたいな意味の言葉で、この音楽シーンとか、ここにいる俺たちが全員目の前のもの食ってやろうぜみたいな、そういうヤンチャでちょっと余裕のあるような曲になっています」と、楽曲を紹介。
続けて、「歌詞もだけど、やっぱ聴いてほしいよね、音響的に。今までのちょっとオラオラINIな雰囲気もありつつ、クールな雰囲気もだいぶ入っているんで。みんなけっこうセクシーな歌い方をしていて、だいぶ大人っぽいINIがここで見られるんじゃないかな」と、新しい挑戦を込めたことを明かす。これに会場からは、「最高!」という声が飛び、池崎は「とてもカッコいい曲なんで、まだ聴いていなかったら聴いてください!」と呼び掛けた。
そして西は、「『EAT UP』もだけど、『PULSE』全体で色んな声を聴ける。いろんな曲調があるから、同じメンバーでも色んな声を楽しめる。(結成から)5年目ということもあって、みんなも成長してきているし、そういう楽しみ方もこの『PULSE』にはある。4曲全て愛してくれたらうれしいです」と締めると、メンバー全員で「よろしくお願いします!」と、ファンに呼び掛けた。

■パフォーマンス制限の田島に、MINIからの温かな声援
イベントは「PULSE」にちなんだメンバー同士の共鳴チャレンジや、会場のファンから寄せられたお悩み相談を解決。最後にもう一度メンバーからあいさつが行われ、西から「4月28日(火)、20時から生配信をします。なんと無料、YouTubeで見られます!」と、「INI春の決起集会」の配信を告知。
6月に5周年を迎えるタイミングでもあり、「マジで見てほしい。俺らはちゃんと用意してますから! 度肝抜かすぞ」と大きな予告をほのめかした。
そして、それぞれがファンに感謝を伝える中、田島からは、腰の痛みによる自身のパフォーマンス制限についての報告がされた。「半年くらい前から痛みと向き合いながら今日まで過ごしてきたんですけど、ここ一週間ぐらいで痛みが増してきていて。会社と協議を重ねながら、悔しい判断になってしまったんですけど…。楽しみにしてくださっていた皆様、本当に申し訳ございません」と、悔しさをにじませる。
さらに、「目標が見えづらくなったりする部分が出てきたりしたんですけど、今日こうして皆様と会えて、やっぱりもっともっと頑張っていこうという気持ちになったので、前向きに回復に向けて頑張るので、待っていただけたらうれしいです」と誓いの言葉を述べる。そんな田島にファンからは、「大丈夫だよ!」「待ってるよ!」という温かい声援が送られた。
また、田島の隣にいた後藤は、「みんなに申し訳ないとかさ、心に思ってないよな? 思わなくていいんだ。お前が一番悔しいだろ。いつも練習だったり、マインドだったり、将吾がいてくれるだけですごく温かくなってるし、みんなもいっぱい将吾に助けられてるから、これからもみんなで、MINI(ファンの総称)と一緒に支えていくから!」と熱いハグをする。
最後に佐野が、「今日、皆さんの笑顔が見れてめちゃくちゃうれしかったです。皆さんの笑顔が春に咲く桜よりめちゃくちゃ綺麗でした! 皆さんがまたすてきな笑顔で見に来てくれたらうれしいなと思いますので、次に会うときまで元気でいてください。今日は一日ありがとうございました」とファンに呼び掛け、イベントを締めくくった。
※池崎理人の「崎」は立つさき、高塚大夢の「高」ははしごだかが正式表記
◆取材・文=鈴木康道


