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【NOAH】“狂乱の陽"で「内藤vsOZAWA」凌駕へ 両国GHC戦へYoshiki Inamuraインタビュー

【NOAH】“狂乱の陽"で「内藤vsOZAWA」凌駕へ 両国GHC戦へYoshiki Inamuraインタビュー

 5・2両国大会で、シェイン・ヘイストの挑戦を受けるGHCヘビー級王者Yoshiki Inamura。

 昨年10月の両国大会でWWE遠征から電撃帰国し、その直後にGHCヘビー級王座戴冠。明るくも、身を削るようなファイトを積み重ねて、帰国から約半年後の両国ビッグマッチには王者として立つことになった。

 自ら“WWE経験者"相手の防衛戦を望み、現れたのは約10年ぶりのNOAH帰還を果たしたシェイン。「内藤哲也vsOZAWA」との比較論も物議を醸すなか、上半期総決算となるビッグマッチを控える“キャプテン・オブ・方舟シップ"に、その胸の内を聞いた。


【Yoshiki Inamura インタビュー】

――自らWWE経験者の挑戦者を望み、“KENTAの友だち"としてシェインが出てきた時はどう思った?

▼Yoshiki「入場ミュージックもイヤー慣れない…耳慣れないミュージックでしたし、髪型も(10年前と比べて)長めだったので、ひと目見た時は『ん?』って思ったんですけど、近くで見てみると『うわ、シェイン・ヘイストだ! そういうことか!』と思いましたね。確かにミーのリクエストであるWWEエクスペリエンスを持つ選手であり、ミスターKENTAのフレンドですから。なるほど、と思いました」

――テンションが上がった?

▼Yoshiki「上がりましたね。リング上でも言いましたけど、ミーはシェイン・ヘイストのビッグファンでしたから。最近NOAHを見始めた方舟シップのユニバースの皆さんには分からないかもしれないですけど、ずっとNOAHを見てきた人にとってシェイン・ヘイストっていうのは特別な選手だと思うので。ミーもそれ同様、嬉しかったですね」

――ファン時代のシェインの印象は?

▼Yoshiki「大きくて、かっこよくて、クレイジーな選手だな…って思ってました。NOAHらしいプロレスをする一方で、危険を顧みないクレイジーさを持ってる感じがあって、試合を見ていてすごく楽しかった。(※N-1の前身である)グローバル・リーグ戦での関本大介戦(2014年)とか、タッグならTMDK(マイキー&シェイン)と弾丸ヤンキース(杉浦貴&田中将斗)のタイトルマッチはすごく印象に残っています」

――今のシェインは“Hysterical"(狂乱)という異名もある

▼Yoshiki「Oh…狂乱。どこかで聞いたことあるワードですね(笑) やっぱり自分の危険も顧みない動きをしてくる印象があるので、そういった点では前回の防衛戦で戦ったアルファ・ウルフの凶暴性に近いものがあるのかな…とは思いつつ、White Raven Sqwadに入ったということは、少なくともT2000Xのような悪い、ズルい戦い方はしないはず。そんな真っ向勝負の中でのヒステリカルでクレイジーなファイトが一体どんなものになるのか…っていうのは、予想できない楽しさがありますね」

――シェインがNOAHを去ったのは10年前、シェインが知らない“今のNOAH"を知らしめたい思いも強い?

▼Yoshiki「イエス。確かにシェインさんが去ってからのNOAHは、多くのことがチェンジしました。でもずっと言ってきましたけど、NOAHとしてチェンジしちゃいけない闘い方や、チェンジしちゃいけないNOAHの強さがあると。ミーはそこを受け継いで、そこを皆さんに見せるためにファイトしてきたので、シェインさんとだったら“NOAHのファイト"を見せられるんじゃないかな、と思っています」

―― 一方で改めてなぜ“WWE経験者"との闘いを望んだ?

▼Yoshiki「ちょうどミーがアメリカから帰ってきてハーフイヤー…半年ぐらい経ちます。そのほとんどでピュアなNOAHの選手を相手に防衛戦を続けてきましたけど、そろそろアメリカでのエクスペリエンスを活かした上で、世界を知る相手と闘って、ミーのチャンピオンとしての強さを見せたい。何よりミーが持ってるこのベルトはGHC…“グローバル"オナード・クラウンですから。世界規模、地球規模のベルトなので、世界的にもバリューを高めたい。そんな思いもあって希望しました。だからシェインさんが来てくれたのはベリーハッピーでしたね。シェインさんはもともとNOAHの留学生ですし、“NOAH生え抜きの外国人選手"みたいなイメージもあるので、方舟シップのユニバースの方々にとっても思い入れのある人が多い。まさにワンストーン、トゥバーズ…一石二鳥な相手だと思います」

――改めて舞台は両国国技館、上半期総決算のビッグマッチです

▼Yoshiki「ミーとしても両国でファイトするのは久しぶり。ベリーハッピーなことではあるんですけど、やっぱり今までとは一味違ったビッグマッチですから、ちょっとナーバスな気持ちもありますよ。NOAH上半期総決算の舞台でもありますし、ビッグな注目を集めますから、このベルトの価値をさらに高められるかどうかの、大きなターニングポイントになると思ってますね。世界中のプロレスファンを納得させられるようなファイトができるかどうか。そういった意味では(※好内容が残せそうな)シェインさんが相手なのはデカいですし、一つの大きなチャンスだとも思っています」

――両国では「内藤哲也vsOZAWA」が大きな注目を集めていて、「Yoshikivsシェイン」のGHC戦と比較される状況だが?

▼Yoshiki「確かに数字としては、ミーよりミスターOZAWAの方が“今のところ"持ってるでしょうし、ミーよりミスター内藤の方が持っている…というのは、もちろん分かっています。でもミーが団体のトップですから、チャンピオンですから。メインベンターが、チャンピオンがお客さんを呼べなかったら、本当にそこは責任問題になりますからね。前哨戦を通じても『Yoshikivsシェインのほうが素晴らしい試合になる』という期待感を高めていけると思っていますし、純粋にプロレスリングをした上で、お客さんを引きつける力っていうのは、確実にミーとミスター・シェインの試合のほうがある…っていうのは自負してます。ミスター内藤が『今のNOAHの若い世代、ミーだったり、ミスター清宮だったりがお客さん呼ばなきゃいけないんじゃないか』って言ってましたけど、それはメイクセンス…納得、当然のこと。ミスター内藤も実際、かつていた団体にお客さんを呼んできた立役者の一人。それだけのことをやってきた人に言われたら『その通りです』というしかない。だからそんな言葉があったことも踏まえて、 今回の両国にはチャンピオンとしてもっともっとオーディエンスを呼べたらと思っています」

――「内藤vsOZAWA」は“ダークvsダーク"なイメージがあるのに対して、「Yoshikivsシェイン」は“陽vs陽"のイメージで、コントラストが明確なようにも思える

▼Yoshiki「ミーは一貫して、プロレスリングファンのみんながハッピーになって帰っていただくような試合をしたいと言ってきました。でも一連のTEAM 2000X相手の試合では“陰と陽"みたいなファイトが多くて、フラストレーションも溜まることも多かった。でも“陽vs陽"だったミスター拳王とのファイトの後は、オーディエンスの皆さんのスマイルの多さだったり、満足度の高さみたいなものを肌ですごく感じました。だからミスター・シェインとだったら、その“陽と陽"がぶつかった時、お互いを打ち消すのではなくて、お互いがよりブライトに光り輝くようなファイトができると思っています。ミスターOZAWAとミスター内藤の試合で両国にダークで暗い雰囲気が漂ってるなら、ミーとシェインでエントランス(入場)からファイト(試合)まで、すべてブライトで埋め尽くすようなものを見せたいと思いますね」

――“陽vs陽"の闘いでありながら、“狂乱"のキーワード通り、限界突破な闘いとなりそう

▼Yoshiki「ミーは正々堂々…フェア・アンド・スクエアな闘いをしたうえで、相手の土俵に上がっても、そこで上回る…っていう戦いを意識しているので、今回のタイトルマッチはより“狂ったもん勝ち"なのかな?って思ってますね。前哨戦が続きますけど、ミスター・シェインの性格上、出し惜しみしなさそうなんで、ちょっと弱気な発言かもしれないけど、ぶっ壊されないようにして。ミーも無理に狂いすぎてぶっ壊れないようにして、しっかり両国を迎えたいと思います。こうしてリミットを作ってる時点で向こうの勝ちになってしまうかもしれないんで、徐々にリミットを外しながら両国を迎えたいですね」

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