プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)は、5月2日に東京ドームで行なわれる同級統一王座戦で、前WBC・IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人(M.T)の挑戦を受ける。
ともに32戦全勝同士、約5万5000席のチケットが完売したビッグマッチを前に、米メディア『YARDBARKER』が早くも未来についての記事を掲載した。
同メディアは「ナオヤ・イノウエの前には、キャリア最大の試合が控えている。しかし、その次の試合はさらに大きなものになるかもしれない」とし、“バム”の愛称で知られる世界2階級制覇王者ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)との対戦を報じた。同メディアは、「(著名プロモーターの)エディー・ハーン氏によれば、激突に向けた予備的な交渉が、すでに行なわれた」と伝えている。
パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じた総合的な強さのランキング)で2位の井上と4位の“バム”の対戦はとても興味深いが、『YARDBARKER』は「タイムラインは差し迫ったものではない」と伝え、その理由に両者の階級差を指摘した。
フライ級で2団体、スーパーフライ級では3団体を統一してきたロドリゲスは、6月にWBA世界バンタム級休養王者のアントニオ・バルガス(アメリカ)と対戦する。勝てば3階級制覇となるものの、それでも、まだ井上の階級からは1個下だ。
そのため『YARDBARKER』はハーンのコメントとして、「その後にもう1試合ある可能性がある。バルガス戦の直後というわけでは必ずしもない。最短で次の2~3試合後という可能性もある」と展望している。
井上が中谷に、ロドリゲスがバルガスに勝利した後に、“PFP頂上決戦”が実現するのだろうか。まずは互いにとって負けられない戦いに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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