
「倍倍FIGHT!」でTikTok総再生回数43億回を記録し、2025年末の「第76回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした7人組アイドルグループ・CANDY TUNE(通称:きゃんちゅー)。彼女たちの冠番組「CANDY TUNEのきゃんちゅーできる?」(全4話、日本テレビ/Huluにて配信)のスペシャルライブ「CANDY TUNEのきゃんちゅーできる?ライブ~みんなでできる?~」が、3月31日に東京・日本工学院アリーナで開催された。そこで本記事では、ファンを熱狂させた同ライブの内容を見どころとともに紹介していく。
■個性豊かな7人組アイドルグループ・CANDY TUNE
アソビシステムが手掛けるアイドルプロジェクト「KAWAIILAB.」から、2023年3月にデビューしたCANDY TUNE。福山梨乃、桐原美月、南なつ、小川奈々子、立花琴未、宮野静、村川緋杏の7人で構成され、ポップでキャッチーな楽曲と個性豊かなパフォーマンスで人気を集めている。
デビュー後はSNSを中心に「倍倍FIGHT!」をはじめとしたキャッチーな楽曲が次々と注目され、TikTok人気曲ランキングでは10週連続1位を記録。2025年の「第67回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)でも優秀作品賞を受賞するなど、日本のアイドルシーンを牽引する存在だ。
そんなきゃんちゅーのスペシャルライブ「CANDY TUNEのきゃんちゅーできる?ライブ~みんなでできる?~」では、音楽ライブとともに、きゃんちゅーが“できる?できない?”に生挑戦。バラエティー番組「CANDY TUNEのきゃんちゅーできる?」にちなんだライブとあって、個性あふれる7人がさまざまな企画にチャレンジしていく姿が映し出されている。

■きゃんちゅーが卓球ラリーやバッティングに挑戦…宮野静は“モノボケ”を披露
今回開催されたスペシャルライブは、福山、小川、宮野、桐原、村川の5人が制服姿で登場するところからスタート。冒頭のトークで福山は「どこかに南なつと立花琴未がいるみたいなんですけど…」と観客に呼びかける。すると、南は「なったんしか勝たん!」のうちわを掲げた“ファン”として、立花はカメラマンとして客席に潜入していることが明らかに。立花は村川のリクエストに応えてステージをズームで撮影するも、あまりに不安定な映像でメンバーからは鋭くツッコまれ、序盤から笑いに包まれる展開となった。

その後始まった最初のチャレンジ企画では、番組内で惜しくも失敗に終わった「一発で卓球ラリーできる?」のリベンジをすることに。卓球経験者の南と福山は通常サイズのラケット、それ以外のメンバーには“倍の倍”サイズ、さらに立花には“倍の倍の倍の倍”の超特大ラケットが手渡されるという極端なハンデ戦が用意された。

あまりのサイズ差に立花が不満を口にする場面もあったが、全員で円陣を組み、気合いを入れ直していざチャレンジへ。ファンの声援に後押しされながら挑んだ1回目は失敗に終わるも、2回目の挑戦では、最後の立花までラリーがつながる展開に。巨大ラケットを手にした立花がラリーを成功させられるか、緊張感の高まる場面に観客は釘付けとなった。

続いて行われたのは、「あめちゃん(※ファンの愛称)たち~!CATCH YOUしてね!サインボールホームラン対決」。メンバーが3球ずつサインボールを客席へバッティングし、最も遠くへ飛ばした者が勝利、最下位には罰ゲームが待ち受けるという企画だ。

トップバッターの村川は中央ブロックまでボールを飛ばす好打を見せ、会場を盛り上げる。また、ボールをキャッチしたファンに名前を尋ねるなど、交流を楽しむ場面も見られた。全員の挑戦が終わると、最下位となった宮野には“野球グッズで爆笑モノボケ”の罰ゲームが課される。「モノボケって何?」と戸惑いながらも懸命に挑戦する姿に、会場からは大きな声援と笑いが起こり、メンバー同士でも「めっちゃいいじゃん!」と称賛の声が上がった。一方の宮野本人は、恥ずかしさを隠せない様子で「もう絶対やんないから!」と宣言し、会場を沸かせた。


■ファン参加型の“借り物競走”企画で会場が一つに
そして中盤では、小川がイベントスタッフに扮し、観客に気付かれずに物販誘導を行えるかという「倍倍バイトFIGHT!」が水面下で実施されていたことが明かされる。スクリーンには小川が誰にも気付かれず寂しげな表情を浮かべる姿や、不審がられる場面の写真が映し出され、会場は温かな笑いに包まれた。その後、ステージ上の小川は「かなり声をかけたのに気付かれなかった」と明かし、観客の笑いを誘った。

続く企画は「あめちゃんと借り物競走できる?」。3チームに分かれ、CANDY TUNEの楽曲タイトルにちなんだ“推しが好きすぎてしんどい”ものをテーマに、客席からアイテムを借りていく。会場を練り歩くメンバーに対し、ファンは自慢の“推しグッズ”をアピール。デビュー初期のレアTシャツや、ご飯が好きな小川に合わせて持参された炊飯器、さらには立花の“初恋が仮面ライダー”というエピソードにちなんだグッズなど、多彩なアイテムが登場した。
他にも、ファン手作りの衣装も登場するなど、熱量の高さが伝わる展開に。ステージに戻ったメンバーはそれぞれのアイテムを紹介しながら感想を伝え、最終的には桐原が優勝チームを発表した。

■1.25倍速の「備えあれば無問題」で会場のボルテージは最高潮に
その後のライブパートでは、「アイしちゃってます・」を皮切りに、「WAO!アオハル!」「倍倍FIGHT!」「推し・好き・しんどい」「HAPPY BOUNCE BIRTHDAY」などの楽曲を次々と披露。タオルを使ったコール&レスポンスや、客席降りのパフォーマンスも取り入れられ、観客との距離の近さが際立つ演出でファンを魅了した。

そしてセットリストのラストを飾った「備えあれば無問題」では、“1.25倍速でパフォーマンスできるか”という企画に挑戦。楽曲スピードの上昇に合わせて観客の掛け声も同様にスピードアップし、フォーメーション変化の激しいステージを、メンバーは全力で駆け抜けていく。観客もそれに応えるように大きな声でコールを送り、会場のボルテージはこの日最大の盛り上がりを見せた。

パフォーマンス終了後には、メンバーが感想を伝えていく場面も。福山は「お水なくなりました」と全力を出し切った様子を見せ、小川は「第2弾やりたいですね!」と次回への意欲をのぞかせる。そして最後は観客とともに“きゃんちゅーポーズ”で記念撮影を実施。村川が「明日からの活力になったら嬉しいです!」と締めくくり、観客の熱気に包まれたままイベントは幕を閉じた――。

ステージ上のパフォーマンスにとどまらず、観客を巻き込んだ多彩なチャレンジ企画が展開され、終始盛り上がりを見せていた「CANDY TUNEのきゃんちゅーできる?ライブ~みんなでできる?~」。動画配信サービス・Huluでは、本ライブの模様を5月6日(水・休)夜11時59分まで独占見逃し配信中だ。さらに視聴チケット購入者は、“2周年ライブのHulu鑑賞会”をきゃんでき版に30分以上で編集したアンコール配信「2周年ライブ!きゃんちゅーは宣言どおりできた?」や、スペシャルライブの裏側に密着し、メンバーの素が楽しめる「きゃんできライブ裏側!密着カメラ」といった、2本の特典映像も楽しむことができる。
※「アイしちゃってます・」「推し・好き・しんどい」の「・」は、白抜きハートマークが正式表記

