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秋元康氏総合プロデュース“Cloud ten”のメンバー30人が決定 福間しん「日本だけではなく世界でも活躍できるグループを目指す」

秋元康氏総合プロデュース“Cloud ten”のメンバー30人が決定 福間しん「日本だけではなく世界でも活躍できるグループを目指す」

「Cloud ten」記者発表会より
「Cloud ten」記者発表会より / 撮影:田中隆信

秋元康氏が総合プロデュースを務めるプロジェクト「Cloud ten(クラウド テン)」の記者発表会が4月23日に都内で開催され、秋元氏とメンバー30人が登壇。プロジェクトへの思いを語った。

■高学歴メンバーから元料理人まで個性豊かな30人

2025年に三井不動産株式会社、株式会社東京ドーム、株式会社Y&N Brothersの3社により「From ZERO合同会社」を設立。総合プロデューサーを秋元氏が務め、新たな男性アーティストグループプロジェクト「シアターボーイズグループ」が始動した。2025年夏より全国規模でのオーディションを開始し、次世代を担う才能の発掘と育成に取り組んできたが、2026年4月23日、オーディション最終選考を経て、プロジェクトメンバーが決定。お披露目された。

プロジェクト名はシアターボーイズグループ改め、Cloud tenに。“最高の幸せ”を意味するCloud nineという言葉があるが、既存の枠組みや限界を追い越して、nineを超えるくらいの幸せという意味から名付けられた。メンバーは、北海道から鹿児島までの出身者で構成される30人。東京大学、京都大学、慶應義塾大学の学生などの高学歴メンバーから、最年少13歳のダンス全国優勝経験者、元料理人、国体出場経験者など、個性豊かなメンバーが選ばれた。

総合プロデューサーの秋元康氏
総合プロデューサーの秋元康氏 / 撮影:田中隆信

■秋元氏「人生を振り返ってみると、宝は“目撃すること”だった気がします」

メンバー登壇の前に、秋元氏がステージに登場。「僕はあと1週間ちょっと(5月2日)で68歳になるんですが、人生を振り返ってみると、宝は“目撃すること”だった気がします。1964年の東京オリンピックに父に連れて行かれて開会式を見たとか、1970年の大阪万博を見たとか、あるいは長嶋茂雄さんや王貞治さんの巨人の試合を見たとか、モハメド・アリ対アントニオ猪木戦を見たとか、オーディエンス側としての経験。それはイベントだけでなく、林家三平さんの落語を拝見したとか、矢沢永吉さんと仕事をしたとか、美空ひばりさんと仕事をしたとか、そういうのを全て含めて、“目撃する”とか“体験する”ということが、自分の人生を語る上で一番大切なものになっています」と、自身の経験や体験をもとに具体例を挙げながら、人生における“宝”となったものについて語った。

さらに、「AKB48というグループを作ったときも、ゼロから皆さんに目撃していただきたいという気持ちでした」とAKB48創設時を振り返り、「劇場を作って、目撃する場、体験する場を作ろうじゃないかというのが今回のプロジェクトです。ゼロイチ(0を1にすること)は大変ですが、プレーヤーだけでなく、作る側、我々スタッフもゼロから作っていく喜びがあります。『だんだんお客さんが増えてきた』とか『知られるようになってきた』とか、いわゆるエンターテインメントとして“売れる”ということもさることながら、その場所がいつの日か『東京に来るんだったら絶対そこに行ってみたい』と思われるような場所、目撃できる場所を作るのが我々の使命であり、僕の仕事だと思っています」と熱く語った。

その言葉の通り、8月2日(日)に東京・台場の「ダイバーシティ東京 プラザ」内にCloud tenの専用シアターがオープンする予定となっている。
「Cloud ten」記者発表会より
「Cloud ten」記者発表会より / 撮影:田中隆信


■センターは「最終的にはファンの皆さんが見つけてくれるかどうか」

質疑応答では、女性グループのプロデュースと男性グループのプロデュースの違いについて聞かれると、秋元氏は「不思議なことに、あんまり女性グループ、男性グループの意識がないんです。今、男性グループの楽曲を作っていますが、ベースは何かというと、これは皆さんも一緒だと思うんですが、16歳、17歳の頃の自分が主人公なんですよね。だから、楽曲を作るときも、その頃の苦い思い出や初恋へのドキドキ感とか、あの時代、あの青春時代が再現できたらいいなと思って詞を書いています」と回答。

その上で「プロデュースにおいても、女性グループだからとか男性グループだからというよりも、中学生、高校生のときってこうだったよなぁ、っていうことが僕にとっては一番大切なベースになっています」と、自身の作詞・プロデュースの根幹となっていることを明かした。

“センター”と呼ばれる中心メンバーは決まっているのかと問われると、「多分、スタッフがいろいろ考えているんじゃないですかね」と前置きしつつ、「AKB48のときは前田敦子さんという人を、まずグループの顔にしなきゃいけない、と。顔にして、いろんなところに露出して、『あの人がいるグループね』と知ってもらうために、今回もセンターは“仮”に置くと思います。でも、AKB48グループや坂道グループをプロデュースしてきて分かったことは、最終的にはファンの皆さんが見つけてくれるかどうか。ファンの皆さんにかかってるんです」と答えた。

さらに、いくつか具体例を挙げながら「ファンの皆さん、あるいはメディアの皆さんが、『あの子いいですよ』とか『あの子、ちょっと取り上げたいです』とおっしゃっていただけるのが、僕にとってコンパスというか磁石のようなものになり、そこに針を向けていけばいいんじゃないかと思っています。ですから、僕の感覚よりも、皆さんのほうが正しいんじゃないかなといつも思っています」と、“センター”についての持論も展開した。

■メンバー30人がお披露目!3グループに分かれてパフォーマンス

続いて、紹介と共にメンバーが1人ずつ登場。阿部晴仁(あべはると)、稲葉斗真(いなばとうま)、上野誠治(うえのせいじ)、宇治斗真(うじとうま)、大瀬礼葵(おおせらいき)、大和田歩夢(おおわだあゆむ)、北凪晴(きたなぎはる)、木村陽(きむらはる)、興梠大和(こうろきやまと)、駒井玲紅(こまいりく)、小峯佑斗(こみねゆうと)、桜木せな(さくらぎせな)、佐藤流星(さとうりゅうせい)、碩大翔(せきやまと)、冨澤琉(とみざわりゅう)、西山巳喜多(にしやまいよた)、根本純志(ねもとあつし)、蓮水航太朗(はすみこうたろう)、濱屋元希(はやまもとき)、平石愛葵(ひらいしあいき)、平岡幹基(ひらおかもとき)、深水柊人(ふかみしゅうと)、福嶋涼斗(ふくしますずと)、福田結聖(ふくだゆうせい)、福間しん(ふくましん)、舩水健佑(ふなみずけんすけ)、本田高優(ほんだたかまさ)、松尾帆高(まつおほだか)、望月清秀(もちづきせいしゅう)、渡邊絢斗(わたなべあやと)の30人がお披露目となった。

「はじめまして。僕たちがCloud tenプロジェクトのメンバー30人です。よろしくお願いします!」と元気にあいさつをした後、「さりげない未来」「君とSomeday」「ごめん 愛こそすべて」の3曲を、10人ずつ3つのグループに分かれてパフォーマンスした。

その後、再度30人が登壇。代表して興梠が「初披露が終わったということで、少し安心しているのと、『楽しかったな』という気持ちが強くあります」と初パフォーマンスの感想を伝え、「今回の振り付けは、自分の見せ方というところでリハーサルですごく苦戦しました。特に僕が難しいと思ったところは、大人数でフォーメーションを合わせるところでした。まだまだ改善点はあると思いますが、僕たちにはシアターという大きな武器があります。このシアターや、これから行っていくイベントを通して、ファンの方々にはさらにパワーアップしていく“成長”の過程を見ていただけたらありがたいです」とアピールした。

今後の活動については、福間が「8月のシアターオープンを最高の状態で迎えるために、これまで以上に頑張っていこうと思っています。シアターで皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています。将来は、日本だけではなく世界でも活躍できるグループを目指しています。簡単な道ではありませんが、その景色をファンの皆様と一緒に見たいと心から思っています。日本だけでなく、世界でも愛されるグループに成長していけるよう、一歩ずつ、全力で突き進んでいきます」と、力強く宣言した。

さらに、Leminoにてドキュメンタリー番組「Cloud ten Begins 〜あなたが見つける無色のアイドル〜」が4月23日より独占配信スタートすることなどが発表された。

◆取材・文=田中隆信

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