シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が、メジャーリーグの舞台で目覚ましい活躍を見せている。
現地4月23日、米スポーツサイト『The Sporting News』は、「村上の獲得は、試合を追うごとにホワイトソックスにとってますます素晴らしい決断となっている」と報じ、その存在感の高まりを伝えた。
今季25試合に出場した村上は、打率.253、出塁率.394、長打率.598を記録。10本塁打、19打点、21四球をマークしており、本塁打数はメジャー全体で2位につける快進撃を見せている。同メディアは「オフシーズンに村上獲得へ積極的に動かなかった球団は、その判断を後悔しているはずだ」と、その市場価値の高く評価している。
ホワイトソックスはここまで10勝15敗でアメリカン・リーグ中地区4位。首位クリーブランド・ガーディアンズとは3.5ゲーム差につけている。2023年以降は、シーズン100敗以上を喫するなど低迷が続いていたが、今季は村上を中心に再建の兆しを見せている。
チーム内では、昨季デビューした24歳の内野手コルソン・モンゴメリーが打率.236、出塁率.333、OPS.861、7本塁打、18打点を記録し、村上の背中を追うように存在感を示している。
また、今季タンパベイ・レイズから加入した25歳のエバーソン・ペレイラは、打率.271、本塁打3本、二塁打4本、長打率.542、OPS.887と高い適応力を発揮している。
さらに投手陣では、29歳の右腕デービス・マーティンが5試合で3勝1敗、防御率2.01、WHIP1.02と安定した投球を披露。昨季の7勝10敗から大きく改善し、先発陣の柱となりつつある。
一方で、米スポーツサイト『Bleacher Report』のザカリー・D・ライマー記者は、手厳しい分析をしている。「村上の打席の60.5%が三振、四球、本塁打のいずれかで終わっている。その中でも10本の本塁打が目立つ数字となっており、マーティンとペレイラを除けば、このチームは依然として際立った選手が少なく、再建は道半ばだ」と指摘した。
投打の主力に明るい兆しが見える一方で、依然として選手層の薄さは課題であり、村上の打撃と若手の成長が再建の鍵を握ることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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