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蒼井翔太が紡ぐ“音と言葉”が胸に沁み渡るーー「異世界」のような初のオーケストラコンサート『Moments』の映像美にも注目

蒼井翔太が紡ぐ“音と言葉”が胸に沁み渡るーー「異世界」のような初のオーケストラコンサート『Moments』の映像美にも注目

「蒼井翔太 LIVE Orchestra 2026 Moments~独占インタビュー付き~」
「蒼井翔太 LIVE Orchestra 2026 Moments~独占インタビュー付き~」 / (C)キングレコード

「とにかく、音を、言葉を、伝えていきたい」「言葉と歌が、音が、胸にスッと入ってくるアーティストでいたい」ーーこれは声優・アーティストの蒼井翔太が、CSホームドラマチャンネルの独占インタビューで語った言葉である。

2026年1月17日・18日に立川ステージガーデンにて開催された自身初となるオーケストラコンサート「蒼井翔太 LIVE Orchestra 2026 Moments」は、まさにこの言葉を体現するかのようなステージだった。その2日目の模様が、冒頭の言葉を含むコンサート直後のインタビューと共に4月26日(日)夜8時よりホームドラマチャンネルにてテレビ初独占放送される。

■すべてが“Moments=最高の瞬間”な2時間に

ハイトーンボイスの確かな歌唱力と華やかなビジュアル、そして壮大で豪華なオーケストラ演奏…蒼井の伸びと艶がある力強い歌声が会場に響き渡る同コンサートは、どの瞬間を切り取ってもすべてが“Moments=最高の瞬間”だった。“眼福”であり“耳福”すぎる幸せな2時間。

まるで映画のクライマックスのようなオーケストラバージョンの「哀唄」で始まり、冒頭から蒼井が紡ぐ一つひとつの音が、言葉が、直接身体に響き、沁み渡る。そして、圧倒的な勢いと少し感傷的な歌声そのままに「絶世スターゲイト」「イノセント」へと続いていく。

中盤、女の子目線の失恋曲「spilt memories」などを経て、弾けるような爽やかな原曲から上品な煌めきへと変化を遂げた「Tone」、そして蒼井自らが作詞作曲を手がけたラブソング「ずっと…」へと繋がり、しっとりとした切なさと温かな柔らかさが会場を包み込む。

■「異世界に転生したみたい…そのくらい大きな大切な奇跡」

そんな中、蒼井は、会場にいるスタッフや観客をはじめ、これまで出会ってきたすべての人たちに感謝を述べ、今このステージに立っている“蒼井翔太”について、「引きこもっていた自分から考えると、考えられないくらい、180度以上、一周回って別次元…異世界に転生したみたい。そのくらい大きな大切な奇跡なんです」と感慨深そうに口にする。

そして、同コンサートのために制作された新曲「薺」を澄んだハイトーンボイスで優しく歌い上げる。MCでの言葉通り、これまでの過去は、きっとすべてこの瞬間=Momentsのために、時間のカケラを紡いできたということを噛み締めるかのように感情を乗せて、丁寧に言葉を、音を、客席へ届ける蒼井。そこから、観客全員がスタンドアップして楽しむ、哀しさがありながらもアップテンポな人気ナンバー「BAD END」へと続いていく。

■それぞれの大切なものを作り上げていた“Moments”

オーケストラアレンジへと変貌した珠玉のナンバーをアンコールも合わせて全18曲歌い上げた蒼井。これまでの“蒼井翔太”を振り返るように一瞬一瞬を大切に紡ぎ、そして、ここからまた新たな章を歩んでいくーーそんな決意が感じられる姿が印象的だった。

それは、“異世界”のようなどこか非現実的な麗しい佇まいと壮大な音、魅惑的な歌声で、この瞬間しかない、蒼井の、演奏者の、観客の、それぞれの大切なものを作り上げていたように思う。

またなんと言っても、映像が贅沢と思えるほど美しい。「蒼井翔太 LIVE Orchestra 2026 Moments」の魅力を最大限に生かすような画角と色味。同コンサートを会場で生で体験したファンも、泣く泣く足を運べなかったファンも誰もが、心を震わすような“Moments=最高の瞬間”を楽しめることだろう。

さらに、たとえ彼のファンではなくても、単純に音楽や芸術が好きな人もまた、オーケストラの演奏に乗せて蒼井が伝える音や言葉、そして綺麗な映像が、スッと胸に入ってくるに違いない。それはきっと感動と癒しを生む瞬間になるはずだ。

構成・文=戸塚安友奈

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