
決定機逸で崩れ落ちた19歳…際立つプレーを見せつけるもW杯へ“残された時間は多くない”
3月の代表戦でアピールできなかったのは紛れもない事実だ。しかし、過去には戻れない。いま置かれた環境で結果を出し続けなければ、ワールドカップへの道は開けない。
そんな気迫がプレーに表われていた。
2026年4月24日、J1百年構想リーグのFC東京対水戸ホーリーホック戦。63分、佐藤龍之介(19歳)がビッグチャンスを掴む。マルセロ・ヒアンとのワンツーで抜け出すと、巧みなステップで相手2人をかわし、絶好の位置へ。しかし、エリア内正面から放ったシュートをふかすと同時に、その場に崩れ落ちた。
それでも、この場面に至るまでのプレーは際立っていた。ボールを引き出す予備動作、センターサークル付近からのパス交換、ドリブルのコース取りなど、いずれも高水準だった。
75分にM・ヒアンのパスを右足で流し込んだゴールも、エリア内に走り込むまでの一連の動きが素晴らしかったからこそ生まれた得点だった。
もっとも、本人は満足していない。実際、「まだまだ足りない。それが率直な感想。もう2点ぐらい取れるチャンスを演出しないといけない」と反省も口にした。
5月15日の日本代表メンバー発表まで、残された時間は多くない。とにかく、結果。ひとつでも多く点に絡むしかない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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