バレーボールの大同生命SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル(3戦2先勝方式)が4月25日に横浜BUNTAIで行なわれ、レギュラーシーズン2位のSAGA久光スプリングスが同4位の大阪マーヴェラスを3-2(25-21、28-26、19-25、22-25、15-10)のフルセットで撃破した。明日の第2戦に勝てばSVリーグになってからは初優勝が決まる。
両チームとも日本代表登録選手を複数擁する実力伯仲の初戦は、手に汗握る激戦となった。
第1セットはステファニー・サムディ(米国)を中心にボールを集め、昨季初めて日本代表に選出された北窓絢音のスパイクが冴えSAGAが10-7でリードする。大阪はベルギー代表のリセ・ファンヘッケ、パリ五輪代表の林琴奈の打点の高いスパイクでじわじわ点差をつめる。終盤に10本以上の長いラリーを制したSAGAが先に20点目を挙げると小刻みに得点を重ねて先取した。
逆に第2セットは大阪が序盤から得点を重ねて7対3とリードを広げたが、SAGAはタイムアウトで悪い流れを断ち切るとサムディが連続得点。さらに荒木の移動攻撃、中島咲愛の思い切りのよいアタックなどで4連続得点を挙げ15対14と逆転する。昨季の女王マーヴェラスも意地をみせ、後半は一進一退の攻防に。デュースに持ち込まれた接戦はSAGAが粘り強いレシーブからこのセットも連取した。
あとがなくなった大阪は第3セットから猛攻。ファンヘッケ、林、田中瑞稀を中心に攻めてSAGAを圧倒。14-8と点差を広げる。中盤から荒木、北窓の日本代表コンビが得点を挙げたSAGAが追い上げたが、主導権を握った大阪が25-19でもぎ取った。
息を吹き返した大阪は第4セットも常に先手を奪う展開。コート左右に多彩な攻撃とファンヘッケのパワフルさ、守備でもリベロの西崎愛菜が好ティグでボールを拾い20-16でリードする。しかしSAGAも全員バレーで一時2点差まで詰め寄るも大阪が粘り勝ち。2連続セットを奪った。
勝負は15点先取の最終セットに持ち込まれた。SAGAが5-2と一歩リードするが大阪も負けじと反撃。1点差に詰め寄るがSAGAは北窓がサービスエースを決め、流れを引き寄せる。勝負所でブロックタッチのチャレンジが成功し、SAGAが先にマッチポイント。最後は荒木のブロックポイントで激闘に終止符を打った。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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