4月26日に行なわれたラ・リーガ第32節、レアル・ソシエダはラージョ・バジェカーノと3-3で引き分けた。常に先行し、ミケル・オジャルサバル(2点)とオッリ・オスカルソンのゴールで一時は2点のリードを奪ったものの、終盤の連続失点(88分、アディショナルタイム9分)で勝利を逃すという、悔しいアウェーマッチとなった。
前節ヘタフェ戦で負傷からの復帰後初となる先発出場を果たした久保建英は、この試合でもスタメン入りを果たしたが、あまり見せ場を創れないまま56分にリュカ・スチッチと交代。データ専門サイト『FOTMOB』によれば、ボールタッチ30回、シュート1回(ブロック)、パス16回(成功13回)、ドリブル2回(成功2回)、ボールロスト2回、ボール奪取1回、デュエル8回(勝利4回)、被ファウル2回というスタッツを記録している。
現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』はライブ実況の記事で開始7分のプレーを「久保にチャンス! こぼれ球を日本人選手が右足でシュートするも、パテ・シスがクリアしてCKに」と伝え、「ソシエダにとっても素晴らしいスタートだ!」と続けたが、残念ながら以降にポジティブなコメントは見つからず。3点満点の採点では、大多数のチームメイト同様に「1」とした。
同じくマドリードの『as』紙も同採点を与え、ペッレグリーノ・マタララッツォ監督による「彼は我々にとって信じられないほど素晴らしい選手で、狭いスペースでのプレーに非常に優れているが、前の試合ほどの鋭さはなかった。フィジカルコンディションをさらに向上させていってほしいと思っていた。プレー自体は悪くなかったが、今後も改善を続けていく必要がある」との久保評を紹介している。
同メディアの彼に対する評価は、「前半はあまり試合に関与できなかった。良い感触でプレーしている様子は見られなかった。ハーフタイム間際にラージョの選手との接触でピッチに倒れ込んだが、プレーを続けることはできた。後半は、より自分から仕掛けていこうとした」と、個別評価の記事で綴っている。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「46分、競り合いの中で日本人選手はウナイ・ロペスから非常に強い衝撃を受けた」「55分、久保はペップ・チャバリアとの接触の後、エリア内で倒れたが、オフサイド判定でPKはなし」といった記述で、背番号14がホームチームから厳しいマークを受けていた事実を強調した。
こちらの個別評価では、「あまり目立たなくても、相変わらず激しく当たられている。CKのこぼれ球を右足で強くシュートし、ノーベル・メンディに弾かれたものの、ゴールに迫った。しかし、試合において重要な存在になるのには苦しんだ」と久保のプレーを総括し、「物足りない出来」と彼の56分間を厳しく表現している。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で単独最低となる「1」という極めて厳しい評価を下し、寸評では「日本人選手にとって、これまでで最も失望させられる試合のひとつだった。右足でのシュートによるチャンスが1度あっただけ。彼にはもっと多くを求めなければならない。かなり内側に入ってプレーしていた」と綴った。
サッカー専門サイト『El Desmarque』もネガティブな見解を示し、「負傷から復帰後2回目の先発出場で、ボールを持って多くのプレーに関与する形で試合に入ったが、サイドに張り付きすぎて危険な場面のプレーから外れてしまい、次第に存在感を失っていった」と振り返り、採点は及第点に満たない「4」止まりとしている。
構成●THE DIGEST編集部
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