
劇場アニメ「パリに咲くエトワール」が4月23日、クロアチア・ザグレブにて現地時間6月8日(月)~6月13日(土)にかけて開催されるアニメーション作品の祭典「ザグレブ国際アニメーション映画祭2026」の長編映画コンペティション部門にノミネートされた。
■谷口悟朗監督×近藤勝也が初タッグのオリジナルアニメ
本作は、「ONE PIECE FILM RED」や「コードギアス 反逆のルルーシュ」を手掛けた谷口悟朗監督と、「崖の上のポニョ」「魔女の宅急便」など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画をつとめた近藤勝也が初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション作品。3月13日の公開以来、SNSなどでの口コミを通じて話題を呼び続けている。
20世紀初頭のパリで画家を夢見る少女とバレエに心引かれる千鶴が再会し、さまざまな壁にぶつかりながらも成長する物語で、主人公フジコの声を當真あみ、千鶴の声を嵐莉菜の「ちはやふる-めぐり-」(2025年、日本テレビ系)コンビが演じる他、早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広(東京03)、津田健次郎らが出演している。
■谷口悟朗監督が世界三大アニメーション映画祭に監督初ノミネート
1972年にクロアチアの首都ザグレブにて設立され、実に50年以上もの歴史を誇る同映画祭は、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭、カナダのオタワ国際アニメーション映画祭と並んで世界三大アニメーションフェスティバルの一角にも数えられる。
■谷口悟朗監督コメント
このたび、私たちの作品「パリに咲くエトワール」がザグレブ国際アニメーション映画祭にノミネートされたとの報に接し、まずは驚きとともに大きな喜びを感じています。
1970年代から続く同映画祭は、世界で最も長い歴史を持つアニメーション映画祭の一つであり、アヌシーやオタワと並ぶ重要な舞台です。
常に「アニメーションとは何か」「表現とは何か」という根源を問い続けてきたこの場所にノミネートされたということ自体が、すでに大変な名誉であると感じています。
これは、今回の選出が単に“選ばれた”という以上に、この作品が持つ本質を正当に評価していただけたのだという、確かな手応えを感じるものでした。
ザグレブ国際アニメーション映画祭の関係者の皆さま。
数ある作品の中から本作を見いだし、評価していただきありがとうございます。国や文化を越え、同じ“アニメーション”という言語でつながれることは、私たちにとって大きな励みです。
また、本作を最後まで受け取ってくださった観客の皆さま。応援していただいている皆さま。
皆さまが受け取り、感じ取ってくださった思いの全てが、今やこの作品の不可欠な一部となっています。
スタッフ、キャスト一同を代表し、心より感謝申し上げます。
最後に、制作を共にしたスタッフとキャストの皆さまへ。
この作品は、決して平坦な道のりで生まれたものではありません。むしろ、多くの迷いや試行錯誤を積み重ね、ようやく形になったものです。皆さまが最後まで情熱を手放さず、注ぎ込んでくれたおかげで、こうして世界へと届いたのだと確信しています。ありがとうございました。
今は、遠い地でこの作品がどのように響くのか、期待と緊張が入り混じっています。
私たちの“執念”が、海の向こうの誰かにとっても大切な何かになることを願って。
「パリに咲くエトワール」 監督/谷口悟朗

