NFLラスベガス・レイダースの専門メディア『RAIDERS WIRE』が現地4月27日(日本時間28日)、ドラフト外の新人として契約したハワイ大学フットボール部の松澤寛政に関する記事を公開した。
現地25日に開催されたドラフトにて指名漏れとなった松澤だが、その後レイダースと契約。高校時代は日本でサッカー部に所属し、20歳でアメフトを始めた異色の27歳に、現地も熱い視線を注いでいる。
同メディアは「“TOKYO TOE”がレイダースからドラフト外選手として指名を受けた際、彼のフットボール人生に影響を与えた人物が紹介される」と題した記事の中で、NFL公式Xがアップした松澤が指名の電話を受けた様子が収められた動画を紹介。「生々しい人間の感情が出ており、NFLドラフトの醍醐味だ」と記す。
そのうえで動画の主役となった松澤に関して「レイダースは彼がそもそもフットボールを始めるきっかけとなったチームなのだ」と綴り、アメフトとの出会いに関して次のように伝えている。
「“TOKYO TOE”の愛称で知られるこの日本人キッカー候補は、昨季18回連続成功を含む93%のキック成功率を誇り、今回の選考プロセスに臨んだ。また、19歳だった2018年にオークランドで行なわれたレイダースの試合がきっかけでフットボールを知り、キックに挑戦してみようと思ったという彼のストーリーも有名だ」
記事では日本のステーキハウスでアルバイトをしながら渡米費用を貯めつつ、「独学でキックの技術を習得した」とも紹介。キック動画をアメリカへと送った結果、オファーがあったホッキング・カレッジを経てハワイ大学でプレーを続けた。
そして、今年のドラフト後にアメフトを始める“きっかけ”となったチームから電話を受けた松澤。『RAIDERS WIRE』は27歳に起きた出来事をこう振り返り、記事を締めくくる。
「彼にとってすべてが一周したような出来事だ。27歳の彼は電話を受け、8年前に自身のフットボール人生にインスピレーションを与えてくれたチームでプレーすることになったと知ったのだ」
ピッチに立つことができれば、日本人として史上初のNFL出場となる。アメフトに新たな歴史を刻めるか。
構成●THE DIGEST編集部
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