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「これが本物のサッカー」「歴史に残る一戦」パリSGとバイエルンのスペクタクルなゴールショーに賛辞続々! 選手も「プレーできて光栄」と満足感

「これが本物のサッカー」「歴史に残る一戦」パリSGとバイエルンのスペクタクルなゴールショーに賛辞続々! 選手も「プレーできて光栄」と満足感

現地時間4月28日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝第1戦、ホームの王者パリ・サンジェルマンがバイエルンを5-4で下して先行を飾っている。

 パルク・デ・プランスでの一戦は凄まじい点の取り合いとなり、17分にハリー・ケインのPKでアウェーチームが先制すると、24分にパリSGはフビチャ・クバラツヘリアがカットインからゴール右隅に突き刺して同点、その9分後にはCKでジョアン・ネベスがフリックして勝ち越しに成功する。さらに41分にバイエルンがミカエル・オリーセの中央突破からの弾丸シュート、アディショナルタイム5分にパリSGがウスマン・デンベレのPKで、それぞれ1点ずつを加え、前半だけで5ゴールが生まれるというCL準決勝での記録が樹立された。
 後半に入ると、56分にクバラツヘリアがこぼれ球をフリーで力強く叩き込み、その2分後にデンベレが技巧的に名手マヌエル・ノイアーの牙城を崩してパリSGがリードを広げるが、バイエルンもギアを上げ、65分からの3分間でダヨ・ウパメカノのセットプレーからのヘッド弾、ルイス・ディアスの巧みなボールコントロールらのシュートが炸裂し、1点差に迫ったところで大熱戦に終止符は打たれた。

 チャンピオンズ・カップ時代の1959-60シーズンにフランクフルト対レンジャーズ戦(6-3)で達成されて以来の準決勝における両チーム合計9得点の他、同カップ史上初めて2チームがシーズン40得点超えを果たすなど、幾つかの記録が生まれた歴史的なこの一戦、自身は監督としてCL通算50勝一番乗りという偉業を成し遂げたルイス・エンリケ(パリSG)は、以下のように賛辞をまじえてこのスペクタクルな90分間を振り返っている。

「両チームが信じられないほどのレベルでプレーした、本当に特別な試合だった。私は1キロも走っていないのに、とても疲れている。この試合には全てが詰まっていた。流れの行き来も非常に慌ただしかった。ここにいる全ての人々、そして両チームの選手たちを称賛すべきだ」(UEFA公式サイトより)

 敗れたバイエルンのヴァンサン・コンパニ監督も「今日はサッカーを愛する人のための試合だった」と表現した一戦について、ホームチームの最終ラインで奮闘したキャプテンのマルキーニョスは「サッカーファンは皆、この試合を楽しんだだろう。僕自身、このような試合でプレーできたことが本当に嬉しかったし、光栄に思う。こういう試合こそ、我々が1年中夢見てきたものだ」と“自画自賛”した(フランスのスポーツ専門チャンネル『RMC SPORT』より)。

 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が「これこそがサッカー」、ラファエル・レオン(ミラン)が「これが本物のサッカーだ」とそれぞれSNSに投稿したように、他チームの選手にも強い感銘を与えた戦い。それはOBも同様であり、アメリカの大手放送局「CBS」で解説を務めた元フランス代表FWのティエリ・アンリは、「ここ1、2年、サッカーは退屈だと不満が出ていたが、この試合はそうではなかった!」と満足感を示し、以下のように続けている。

「最近は、リスクを取らないチーム、ドリブルをしない選手、勝つのではなく、負けないことを目的にプレーするチームが多いと言われていた。しかし今夜は、多くのリスクが取られていた。それゆえに、守備的な観点から見れば、今夜の試合を見ていて頭がおかしくなりそうになるかもしれない……でも私はそんなことどうでもいい! (中略)プロとしての側面はひとまず置いておき、私は楽しんだし、家で見ていた誰もが楽しんだと思う。本当にただただクレイジーだった」
  スポーツ専門チャンネル『ESPN』もこれに同調し、「クラレンス・セードルフは『TNT Sports』の解説者として『かつて守備は芸術だったし、それは今もゲームの一部でなければならない。それなしでは、CLに勝つことはできない。パリSGは世界最高のチームのひとつ相手に5ゴールを挙げたが、決勝は自宅で観戦することになるかもしれない。なぜなら、バイエルンにあまりにも多くの決定機を与えてしまったからだ』と指摘したが、もしかすると彼は間違っているのかもしれない」と綴り、攻撃重視の姿勢を支持した。

 欧州各国のメディアも、このゴールショーを絶賛。勝者パリSGの母国フランスでは、スポーツ紙『L’EQUIPE』が「10分間の探り合いの後、パリSGとバイエルンは撃ち合いを繰り広げ、それは驚異的な強度と技術レベルを伴う、引き込まれるような戦いへと発展した」と報じ、イングランドでは英国の日刊紙『The Guardian』が「スペクタクルそのものであり、それはまるで“半神”たちのサッカーのようで、容赦のない精密さと飽くなき攻撃意欲が驚くべき形で融合していた」と評している。

 スペインのスポーツ紙『MARCA』は「この一戦は事実上の決勝と見なされていたが、その期待を全く裏切らなかった」、『as』紙は「歴史に残る一戦、壮大な戦い、そして欧州最高の2チームによる攻撃ショーが、忘れられないスペクタクルを生み出した。今後、何十年にもわたり、CLで最もスリリングな準決勝のひとつとして記憶されるだろう」と綴った。
 
 イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』も「パリSGとバイエルン、君たちはクレイジーだ! 魔法のような瞬間、ポスト直撃、そして年間ベストゲームでの9ゴール……」、『Corriere dello Sport』は「CL史上、最も壮観な試合のひとつ」と称賛している。

 そして、敗れたバイエルンの母国ドイツのスポーツ紙『kicker』は、「まさにサッカーのスペクタクルだった。パリSGとバイエルンは、パルク・デ・プランスの観客と、テレビ画面を通して観戦する何百万人もの人々に、息をつく暇も与えなかった。両チームは準決勝第1戦で、なぜ自分たちが現在世界最高峰にいるのかを証明してみせた」と、こちらも最大級の賛辞を贈った。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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