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両軍“ドラ1エース”が45得点!バンケロとのスコアリングバトルを制したカニングハム「大きな勝利だった」<DUNKSHOOT>

両軍“ドラ1エース”が45得点!バンケロとのスコアリングバトルを制したカニングハム「大きな勝利だった」<DUNKSHOOT>

現地時間4月29日(日本時間30日)、NBAはプレーオフ3試合が行なわれ、1勝3敗と崖っぷちに立たされたデトロイト・ピストンズが、ホームのリトルシーザーズ・アリーナでオーランド・マジックとのファーストラウンド第5戦に臨んだ。

 この日のピストンズは、ジェイレン・デューレンの3点プレーで先取点を奪うと、マジックに一度もリードを許さずに試合を展開。最大17点差をつけ、最終スコア116-109で制してシリーズ2勝目をあげた。

 とはいえ、決して圧勝と呼べるゲームではなかった。ピストンズは第4クォーター残り10分29秒にダンカン・ロビンソンの3ポイントで15点リードを手にするも、このクォーターだけでパオロ・バンケロに18得点の爆発を許してマジックに猛追される。

 残り1分9秒でバンケロの長距離砲が決まり、109-112の1ポゼッション差。それでも直後のポゼッションで、ピストンズはセカンドチャンスからケイド・カニングハムが値千金のフェイダウェイジャンパーを決め切り、残り32.0秒で5点リードへ広げると、トバイアス・ハリスのフリースロー2本でマジックを突き放した。
  シリーズを2勝3敗とし、第6戦へと持ち込んだピストンズは、カニングハムがプレーオフの球団新記録となる45得点に4リバウンド、5アシストと躍動。さらにハリスが23得点、8リバウンド、2スティール、デューレンが12得点、9リバウンド、2ブロック、ロビンソンが12得点、アサー・トンプソンが15リバウンド、6アシスト、5スティール、2ブロックをマークした。

 対するマジックも、バンケロが45得点に9リバウンド、7アシスト、2スティール、アンソニー・ブラックが19得点、5リバウンド、3スティール、デズモンド・ベインが18得点、5リバウンド、3スティール、ジェイレン・サッグスが10得点、5アシスト、3スティールと応戦した。

 マジックとしては、シリーズ平均16.8点、5.5リバウンド、3.5アシスト、2.75スティールを残し、カニングハムを4試合でフィールドゴール成功率31.8%(7/22)に封じていたフランツ・ヴァグナーを右ふくらはぎ負傷により欠いた影響は否めない。

 ただそれを踏まえても、プレーオフのシリーズ決着がかかった重要な一戦で、2021年(カニングハム)と2022年(バンケロ)のドラフト全体1位指名選手が揃って45得点をマークしたことは特筆すべきだろう。 プレーオフで敵同士の選手が45得点以上を奪ったのは、2020年のファーストラウンド第4戦に続いて2度目。この時は、デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが50得点、ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)が51得点と両エースガードが爆発した。

「凄いことだね。最高の試合だったと思う。ファンのみんなも楽しんでもらえたら嬉しいね。僕たちにとっても、大きな勝利だった」

 カニングハムがそう振り返った通り、負ければシーズン終了という瀬戸際で、チーム一丸で踏ん張り、勝ち切ることができたのだから大きな1勝となったことは間違いない。

「ああいうプレッシャーのかかる状況や、何かを懸けた試合は誰もが経験できるわけではない。その一部になれる素晴らしい瞬間の数々が、僕には値しないと感じることも多々あった。でも今はとにかく、このチャンスを最大限に活かしたいと思う」とカニングハムは語った。
  一方のバンケロは「試合中はただ勝つことだけを考えていた」と語りつつ、カニングハムとのスコアリングバトルについても言及した。

「いつか振り返った時に、『あれは本当に凄い試合だったな』と思うだろうね。僕と彼は、AAU時代からずっと競い合ってきたから、ああいう結果になっても驚きはないね」

 カニングハムとバンケロ。リーグの将来を担うであろう若手スターによる対決は、5月1日(日本時間2日)に第6戦が行なわれる。マジックがホームで第1シードを破るのか、それともピストンズが逆王手をかけて最終第7戦へ引き延ばすのか。必見のゲームになりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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