プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦などの公式記者会見が4月30日に都内で行なわれ、王者の井上尚弥と前WBC・IBF世界バンタム級統一王者で挑戦者の中谷潤人らが出席した。世紀の決戦が間近に迫るなか、両者が再戦の可能性について言及した。
モンスターは泰然自若だった。記者から今回の対戦が1回限りになるのか問われると、井上は「続編というのは自分の頭の中ではなくて、5月2日の事しか考えていない」とキッパリ。「まずは、そこ(2日)に集中していきたいと思います」と話し、目の前の試合に集中していた。
一方の中谷も「5月2日に全集中している」と断言。無敵の王者と同じ心構えてあることを明かした。ただし、「(試合が)終わってから考えたい」と続編に含みを持たせる発言もあり、少なからず可能性を残した。
興行を主催する大橋ジムの大橋秀行会長は会見後の取材に応じ、両者のファイトマネーが最高額となることを明かしている。同会長は、初めて日本人対決がメインイベントとなる東京ドーム興行について「本当に伝説の1日になると思います」とほくそ笑む。間違いなく日本のボクシング界の将来につながる大一番。その未来を決める、運命のゴングはもう間もなくだ。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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