アプローチは、「足裏」と「手のひら」の"センサー"を使って打つことが重要です!今回はアプローチ上達法を仕組みから教えてくれます。
足をグネグネ動かしワッグルをする

柳 アプローチのスイングは、ほぼワッグルの延長と考えるべきです。腕を使ってクラブを振るのではなく、体を揺らしながらワッグルする動きを大きくしていき、それで動いたクラブにボールが当たるだけ、というイメージです。
山 アマチュアは意外とワッグルがヘタですよね。
柳 はい。手首をグリグリ使ってクラブを動かしがちですが、ワッグルは足で行なうもの。むしろ手は動かさない、クラブをホールドしているだけなんです。
山 両足裏の拇指球、小指球、カカトの計6点でバランスよく立ったら、それをグネグネと小刻みに動かしていくと、手は何もしなくてもクラブが揺れはじめる。これが本来のワッグル。
柳 だから、アドレスの段階でバランスを取って立つことがとても大事なんです。
山 この「バランスを取る」というのは動的であることが重要。グラグラ傾く不安定なディスク上でバランスを取るときは、左右の足裏で小刻みに圧をかけながらつねに動いていて、決して止まっていない。アドレス時にこの「動き続ける」感覚を忘れないでほしいんです。
Point1:クラブは下から支えてヒジは体と一体化

手はクラブを振るというよりもホールドしておくだけ。下からグリップを支えるように持ってワキを軽く締めておき、足の動きで体が揺らされた結果、クラブが動くのが本来のワッグルだ
Point2:足裏をグネグネ細かく動かす

両足の拇指球、小指球、カカトでバランスよく立ち、この3点をグネグネと小刻みに動かしていると、自然とワッグルになる。拇指球、小指球は外側に圧をかけ、カカトはそれに抗するイメージだ
不安定なディスク上でバランスをとるイメージ

不安定なディスク上でバランスを取る際は、左右の足裏で小刻みに圧をかけ続けて「動き続ける」ことが大事。地面に立っているときもこの動き続けているイメージをもつことが非常に重要

いかがでしたか? このレッスンを参考に練習してみましょう!

柳橋章徳
●やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。最先端のスイング理論に詳しく、感覚的な部分を言語化できるプロコーチ。YouTubeチャンネル「BREAK THROUGH GOLF」でも上達法を発信中。

山縣竜治
●やまがた・りゅうじ/1982年生まれ、山口県出身。もともとは野球の専門家だが、運動学や解剖学、トレーニング理論に基づき、近年はゴルフの研究も行なう。「太子堂やまがた整骨院」総院長。
構成=鈴木康介
写真=小林司
協力=GOLFOLIC中延店

