ニューヨーク・メッツは現地時間4月30日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に4対5で敗れ、3連戦を1勝2敗で終えた。これで今季の負け越しが7カード目となるなど、悪い流れを断ち切れずにいる。
メッツは先月、12連敗を喫した後、本拠地でのミネソタ・ツインズ戦の2、3戦目で白星を挙げ、久々のカード勝ち越しを達成。だが、そこからコロラド・ロッキーズを相手に3連敗、ナショナルズにも負け越しと、ホーム9連戦でも苦しい戦いが続いた。
シーズン序盤の低迷から抜け出せずにいるメッツの現状に、米スポーツサイト『The Athletic』も関心を向けている。4月30日、同メディアでは、「メッツ、本拠地での失態続きでさらに深い泥沼へ」と銘打った特集記事を掲載。同サイトのティム・ブリットン氏がメッツのチーム状況について考察を行なっている。
その中で、現在の勝敗数をフォーカスし、「今季10勝21敗というスタートは1981年以来最悪で、球団史でも3番目に悪い記録だ」と説いており、他にも、直近20試合で17敗というここまでの内容が、「2018年以降でワーストのスパン」と強調。さらに、「過去にも3勝17敗の期間を経験したシーズンは13度あるが、そのいずれも勝率5割を超えることはなかった」と指摘している。
ブリットン氏はチームが抱える大きな課題として、打撃陣の不振を挙げており、「打線は依然として混迷している。フアン・ソトの復帰は中心打者としての軸をもたらしたが、ソトの好調だけでは打線全体をカバーできない」と説明。また投手陣についても、「ローテーション後半は競争力を欠き、ブルペンもリードを守り切れていない」と訴え、特にゲーム後半で逆転される展開が多いとして、「6回終了時にリードしている試合での成績6勝4敗はリーグ最低水準」と振り返る。
さらに、カルロス・メンドーサ監督の采配に加え、故障者が続出する現状から選手の耐久性も問題視するブリットン氏は、「状況が悪化する中で、メッツは日々プレッシャーに押し潰されているチームの典型例となっている。ボール球に手を出し、甘い球を仕留め損ね、自らもミスを重ねている」などと分析している。
メッツはここから、ロード9連戦の戦いが始まる。浮き彫りとなっている投打の不安要素を、敵地のゲームの中でどれだけ解消することが出来るか。過酷な試練の日々が続く。
構成●THE DIGEST編集部
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