激闘の代償は大きかった。
プロボクシング世界4階級制覇王者の井岡一翔(志成)は、5月2日に東京ドームでWBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)に挑戦。0対3の判定負けを喫した。
試合序盤から積極的に前進し、コンビネーションパンチを振るった井岡だったが、王者に大苦戦。初回の終了間際に相手の連打でダウンを喫すると、2回にも右アッパーをまともに食らい、マットを這った。
それでも立ち上がり、12ラウンドまで果敢に戦い抜いたものの、最後まで井上を攻略できず。途中には鼻血が出ている場面もあった。結果は108対118、107対119、106対120の大差判定で、日本人男子初の5階級制覇はならなかった。
その後、主催者から井岡が頭部外傷のため試合終了後に予定されていた記者会見を欠席すると発表された。37歳レジェンドの軽傷を願うばかりだ。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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