
「人生でないくらい緊張した」決めれば勝利、外せば――今季10点目は超劇的100分弾!28歳サムライが笑み。日本人8選手所属クラブはCLへ辿り着けるか
現地5月2日に開催されたベルギーリーグのプレーオフ1の第6節で、日本人8選手を擁するシント=トロイデン(STVV)が、首位のユニオン・サン=ジロワーズとホームで対戦。最終盤に点を取り合った末に、2-1で劇的勝利を収めた。
12分に相手が退場者を出し、数的有利となるも中々得点を奪えずにいたなか、86分に途中出場のウマル・ディウフが、ついに均衡を破った。しかし、リードを守り切れず、90+2分に手痛い同点弾を浴びたものの、90+10分だった。
CKの場面で山本理仁が倒され、PKを獲得。キッカーを務めるのは伊藤涼太郎。かなりプレッシャーがかかる場面ではあったが、きっちりと成功させ、土壇場で決勝点を奪ってみせた。
殊勲の28歳はクラブ公式のインタビューに対応。山本をはじめとしたチームメイト、サポーターへの感謝を伝えた。
「失点後に誰1人折れることなく、本当に最後に理仁がよくPKを取ってくれた。僕が決めたけど、理仁が取ったPKだし、全員が取ったPK。僕のゴールというよりも、本当チーム全員の、サポーターの人たちの思いも詰まったゴールなので、それが何より嬉しかった」
PKの瞬間は、かなり緊張したようだ。笑みを浮かべながら、こう振り返った。
「今まで人生でないくらい緊張したというか、試合に勝つか引き分けるか、全て懸かっていたので。でも、落ち着いて決めることができたし、今日のゴール、今日の勝利をファンの人たちと共に喜びたい」
リーグ戦19試合無敗だった難敵中の難敵を撃破したSTVVは、現在勝点39で3位。チャンピオンズリーグ出場圏内で、1試合消化が少ない2位のクラブ・ブルージュとは5ポイント差だ。残り4試合で逆転なるか。次節はクラブ・ブルージュとの直接対決である。
今季10ゴールに到達した伊藤は、引き締まった表情で「まだまだタフな戦いが待っている。次、アウェーのブルージュ、もっと難しいゲームになると思うので、またチーム全員で頑張りたい」と覚悟を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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