F1マイアミGP決勝が現地5月3日に行なわれた。ホンダがパワーユニットをワークス供給しているアストンマーティンはフェルナンド・アロンソが15位、ランス・ストロールが17位フィニッシュ。今季4戦目にして初めて両ドライバーが決勝レースでチェッカーフラッグを受けた。
予選ではキャデラック勢を上回り、アロンソ17番グリッド、ストロール18番グリッドとチームとして今季最上位を獲得したアストンマーティン。レースではアロンソが他陣営とは異なる、ミディアムタイヤで42周を走る作戦を採り、53周目にはセルジオ・ペレス(キャデラック)をオーバーテイクするなど戦闘力を垣間見せた。
最下位争いからは脱していないものの、確実に進歩を見せたアストンマーティン・ホンダに対して、ファンからは「完走してくれただけでも嬉しいですよね」「やっとスタート地点に立てた感じ」「少なくとも進化はしている」「下位とはいえバトルできるようになったのは、良かったなと」「アストン2台とも無事に完走できたからヨーロッパラウンドぐらいからアプデ入れるのかな」と好意的な意見が見られた。
第3戦日本GPから1か月後のグランプリとなった今回、全11チーム中唯一アップデートを投入しなかったアストンマーティンだが、特にパワーユニットに関しては改善に成功したようだ。
レース後、ストロールは「ダウンフォースもパワーも無い。取り組むべきことがいくつもある」と嘆いた。
一方で、アロンソは今季初めて両車が完走したとし、「いくつかの進展があると思う。信頼性の問題、振動についてはもう直っている」と説明。「夏休みが終わったらさらなるアップデートがある。我々はそれに全てを賭けている」と笑みをこぼし、現在の低迷が前半戦終了まで続くと示唆しつつも、大幅な戦闘力向上の可能性をほのめかした。
ホンダのトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア折原伸太郎氏もレース後、週末を通してパワーユニットの信頼性に関する大きなトラブルがなく、特に振動の問題に改善が見られたとポジティブにレビューする。「これは小さな一歩ですが、今後パフォーマンス向上に取り組む上での土台になります。引き続き時間は必要ですが、重要な項目をクリアできた有意義な週末だったと考えています」と振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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