開幕から1カ月余りが経過したプロ野球で、開幕前の評論家たちの順位予想で軒並み下位に挙げられていた西武が、意外にも善戦している。
5月3日のロッテ戦(ZOZOマリン)は大敗を喫したが、ここまで32試合で15勝16敗1分となっている。
チーム打率はリーグ3位の2割3分9厘だが、特筆すべきはチーム防御率2.98。これはパ・リーグはおろか、12球団トップの成績であり、唯一の2点台だ。
昨年10勝をマークした今井達也がメジャーリーグへ移籍する中、中継ぎから再び先発に転向した平良海馬が驚異の防御率0.49、メジャー移籍を目指すも断念した高橋光成が同0.97と、抜群の成績を残している。
「一方で打線は、核弾頭だった桑原将志がケガで離脱してから、勢いが止まってしまっている。復帰まで時間を要するので、ここが課題になってきますね」(球団OB)
選手には容赦なく粛清を言い渡していた
近年は優勝争いから遠ざかっているが、昨オフはちょっとしたことで、西口文也監督が「標的」になってしまった。
「グラウンド外で風紀を乱す選手に容赦なく粛清を言い渡していたのですが、その一方で20代半ばの女性メディアスタッフとは、異様なまでに懇意にしていることが報じられました。担当メディアの間では周知の事実でしたが、『とうとう出てしまったか』という感じだった。当の女性メディアスタッフは何食わぬ顔で仕事をしていたのが、余計に痛々しかったですね」(球団関係者)
だが、指揮官はさすがに懲りたようだ。
「今ではそのスタッフと一定の距離を置いて接するようになりました。西口監督は無口なイメージが強いのですが、現役時代は女性に目がなかった。時代が異なり、現場責任者となった今、同じことをやっていては示しがつきませんからね」
自らの襟を正したことも、チームが粘っている一因となっているようだ。

