
まさかの初戦黒星「中国国内はパニック状態」。U-17“黄金世代”の躓きを韓国メディアも注視。日本人監督に「批判が殺到している」【U-17アジア杯】
日本人監督、いったいどうしたんだ――。
まさかの黒星発進となったU-17中国代表と、その日本人指揮官に母国メディアから痛烈な批判が浴びせられている。韓国メディア『SPOTV news』がその内情を詳しく報じた。
サウジアラビアのジッダで開催されているU-17アジアカップ。グループBの初戦で、中国は格下と見られていたインドネシアに0-1でまさかの敗北を喫した。
今大会は、今年11月にカタールで開かれるU-17ワールドカップの予選を兼ねており、原則として上位8チームに出場権が与えられる。中国はいきなり崖っぷちに立たされた。
この敗戦が衝撃を与えたのは、若き中国代表は国内で“黄金世代”と評価されていたからに他ならない。『SPOTV news』は次のように記す。
「昨年に行なわれたU-17アジアカップ予選では5戦全勝、42得点・無失点という圧倒的な成績を収めていた。対戦相手のレベルがそこまで高くないとはいえ、バーレーン、東ティモール、ブルネイ、スリランカ、バングラデシュを次々と撃破し、大きな期待を集めていたのだ。
とりわけ、今回敗れたインドネシアは、今年に入ってから二度の親善試合を行ない、7-0、3-2で勝利していた相手。確かな優位性を示しており、本大会初戦での大勝を期待する声も少なくなかった」
同メディアはインドネシア戦の試合内容にも言及する。
「中国が押し込む展開だった。ボール支配率は60%を記録し、シュートも19本を放った。しかし、決定力に問題があり、数多くのチャンスを決め切れない。対するインドネシアは、たった一度の有効シュートをゴールに結びつけ、勝負を決めた。それも試合終了間際の87分という、集中力の差が表われた得点だった」
この結果を受け、「中国国内はパニック状態に陥っている」と伝える。矛先は日本人の浮嶋敏監督に向けられ「厳しい批判が殺到している」という。
記事によれば、中国の著名なサッカー評論家であるミャオ・ユアン氏は「チーム内部の雰囲気に深刻な課題が感知される」と主張し、ワールドカップ本大会出場に悲観的な見方を示した。同氏は「戦力的に優位なチームで、公式戦で突然、理解しがたい先発ラインナップを並べ、交代カードを切った」と述べ、単なる戦術的なミス以上の問題を疑っている。
中国メディア『Sina Sports』も、浮嶋監督の采配を糾弾している。「中国選手団の平均身長は180センチで、インドネシア(173センチ)より明確なフィジカル的優位を持っている。以前の対戦での大勝も、制空権の掌握が核心だった」と指摘する。
そのうえで、「それを知らないはずのない浮嶋監督は、190センチを超える長身FWのジャオ・ソンユアンらをベンチに置いたまま、突如として小柄な選手たちを中央に配置した」と、不可解な選手起用を問題視した。
さらに同メディアは「かつて7点差の大勝まで収めた相手に、無気力に敗れた背景には、間違いなく監督の問題がある」と断じ、「今回のマネジメントは到底、正気とは思えない」と非難した。
現在の不評を覆すことができるか。中国は次戦、初戦はカタールに3-1で快勝した日本と10日に相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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