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「だから俺らはこんな下にいる」日本代表入り期待の22歳守護神、ドイツで残留争いにこぼした本音「簡単な攻撃で失点する」【現地発】

「だから俺らはこんな下にいる」日本代表入り期待の22歳守護神、ドイツで残留争いにこぼした本音「簡単な攻撃で失点する」【現地発】


 菅原由勢と長田澪(ミオ・バックハウス)がプレーするブレーメンは、直近2試合で調子は上向きになっていた。

 ハンブルガーSVとのダービーに3-1と快勝し、強豪シュツットガルトと1-1の引き分け。ホームで迎えたブンデスリーガ32節アウクスブルク戦に勝ってファンと一緒に残留を祝おうと、ポジティブな雰囲気で包まれていた。

 ただ、立ち上がりこそ主導権を握ったものの、相手に対応されると攻撃は停滞し、逆にセットプレーやシンプルな崩しから失点を重ねてしまう。最後まで流れを引き寄せることはできないまま、1-3で敗れた。

 ゴール前で幾度も好セーブを見せ、失点差以上にチームを踏みとどまらせていた守護神の長田は、自分たちのパフォーマンスを冷静に見つめ直してこう語った。

「ただ単に自分たちがいい試合をできなかった。簡単なブロックの敷き方で点を取れないで、簡単な攻撃で失点する。だから俺らはこんな下(の順位)にいるんだなっていう試合ですね」

 焦れて縦に急ぐパスを奪われ、カウンターを受ける悪循環が続いていたことについて、長田は「もっと質のいいテンポ、いいパス回しで相手を動かしたかったけど、それができなかった」と指摘。この辺りはブレーメンが今季ずっと課題としているポイントだろう。

「自分のベストパフォーマンスが勝点に直結してくると思うんで、それは責任を持ってやってます」

 そう長田自身が語るように、相手に主導権を渡したとしても、試合を壊すことなく粘り強く戦えているのは、最後尾で好セーブを連発する守護神がいるからだ。
 
 このアウクスブルク戦でも1対1の場面を止めるなど何度も決定機を防ぎ、反撃への望みをつないだ。実際にそこで生まれた流れから、1-2と点差を詰めることに一度は成功している。

 残留確定は次節以降へ持ち越し。相手はホッフェンハイム、そしてドルトムントと難敵が続く。それでも長田は視線をぶらさない。

「自分の中のやり方は変えないです。自分の中では本当に自分の100パーセントを出すっていうことのみを考えてやろうと思います」

 敗戦の中でも、自分の責任を引き受けながら立ち続ける。自力で勝ち点を取り切って、スッキリと残留を確定させたいところだ。日本代表入りも期待されるはラスト2試合へ向けて気合を入れて、こう言葉を残した。

「どんな形でも残留できればそれでいいし、それ以上に気持ちいい形でシーズンを終わらせたいなっていうのはある。まず来週残留決めて、再来週気持ちいい形で終われるように。それがいいですね」

取材・文●中野吉之伴

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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