
ハロプロ研修生が5月9日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で「Hello! Project 研修生発表会2026 ~春の公開実力診断テスト~」を開催。ベストパフォーマンス賞には、OCHA NORMAの「女の愛想は武器じゃない」を歌った石川華望が選ばれた。
■個性豊かなセルフプロデュース、審査員には中島早貴、宮本佳林、稲場愛香も
ハロプロ研修生は、ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)でのデビューを目指し、レッスンに励む研修生たち。毎春恒例の「実力診断テスト」では、ハロプロ研修生が演出や衣装をセルフプロデュースしたパフォーマンスを披露し、審査員や会場及び配信で見守るファンの投票によってメンバーにさまざまな賞が与えられる。
今回は、ハロプロ研修生のダンス指導をするみつばちまき、歌唱指導をする上野まり子、アップフロントグループでレコーディングディレクターを務める橋本慎、℃-uteの元メンバー・中島早貴、Juice=Juiceの元メンバー・宮本佳林と稲場愛香が審査員を務めた。
22人の研修生たちが出演し、ダンス賞は℃-uteの「Love take it all」を選曲した鈴木もあ、歌唱賞はJuice=Juiceの「Fiesta! Fiesta!」を選曲した大坪茉乃、中島早貴賞はモーニング娘。の「Only you」を選曲した吉田光里、宮本佳林&稲場愛香賞はJuice=Juiceの「私が言う前に抱きしめなきゃね」を選曲した宮崎理帆が受賞。
ベストパフォーマンス賞はOCHA NORMAの「女の愛想は武器じゃない」を熱量ほとばしるパフォーマンスで披露した石川が受賞し、稲場は「場を支配する力がものすごくて、自分のステージに完全にしきっていた」と評価。
SNSにはパフォーマンスを見守ったファンからも「上手すぎ!!!!!」「ベストパフォーマンス賞も納得」「石川華望ちゃん、圧倒的でしたね!」「ハロプロの未来は明るい」など絶賛のコメントが寄せられ、出演した22人全員にも「受賞を逃した子たちもみんなすごかった」「加入が楽しみな子たちばかりでした」といった称賛が相次いだ。
■パフォーマンス順は抽選で坂本葵花の「Rockの定義」からスタート
当日は宮越千尋(15)、大坪(14)、吉田(14)、服部琉愛(13)、坂本葵花(13)、鈴木(も)(13)、石川(12)、青木優奈(12)、根本花凛(12)、宮崎(11)、大野愛莉(11)、樋口愛海(11)、染谷彩良(11)の13人に加え、4月に研修生入りした鈴木琴美(15)、斎藤ゆり夏(13)、岸田桃果(12)、田村梛々(11)、長井莉依那(11)、坂田しおり(11)、佐藤絢音(11)、苅部咲良(11)、佐伯詩春(11)の9人を合わせた総勢22人が自ら選曲した曲で個性もさまざまなパフォーマンスを繰り広げた。
ステージでは、芸人のアラケンと元℃-uteでハロプロOGの中島早貴がMCを担当。ハロプロ研修生のダンス指導をするみつばちまき、歌唱指導をする上野まり子、アップフロントグループでレコーディングディレクターを務める橋本慎、宮本、稲場、中島が審査員として参加。ゲスト参加のロージークロニクルはステージパフォーマンスで会場を盛り上げた。
「実力診断テスト」は事前抽選による歌唱順。トップバッターの坂本が選曲したのは、田中れいな(モーニング娘。6期メンバー)のソロ曲「Rockの定義」。クールな衣装で決めて、「ストーリー性が出るようにAメロでは抑えめに、サビからだんだん盛り上がっていくように意識して練習しました」と本番までの努力を明かした。
ピンクのキュートなスタイルでスマイレージの「夕暮れ恋の時間」を歌った苅部が、人を笑顔にしたいとの思いから自身は「太陽」だとアピールし、歌唱指導の上野は「アイドル性が高い」と称賛。DEF.DIVAの「好きすぎてバカみたい」をシックに歌い上げた鈴木(琴)は、「私が今持っているもの。それは…伸びしろです!」と元気よく叫び、観客を沸かせた。
Juice=Juiceの「私が言う前に抱きしめなきゃね」で芯の強い歌声を響かせた宮崎は課題の「リズム感」を鍛えるために努力したと伝え、Juice=Juice元メンバーの宮本は「すごく伝わってくる」と絶賛。つばきファクトリーの「大好きなのに、大好きだから」を伸びやかに披露した宮越は、スラッとした衣装を着るために「足がきれいに見えるようにダイエットをしました」と笑顔で語った。
モーニング娘。の「なんちゃって恋愛」に感情を込めた樋口は、格好良さやかわいさを共に強調するため曲を「研究しました」と述べ、ディレクターの橋本は樋口のギャップとして曲中で「闇の住人のような表情」も出せると評価。
ティアラもきらめいた大坪はJuice=Juiceの「Fiesta! Fiesta!」を情熱的に歌い、Juice=Juice元メンバーの稲場は、堂々と歌い上げる姿を見て「コールできないのがもどかしい気持ちになった」と感想を伝えた。

■歌唱、ダンス、衣装へのこだわりでそれぞれがアピール
虎柄のリボンやスカートが目を引く坂田はモーニング娘。の「Help me!!」で余裕ある表情を浮かべ、観客に「はっきり見えるように頑張りました」と伝えると、審査のコメントを求められて開口一番「かわいいねぇ」と声を上げた中島は「まだ染まっていなくてすごいピュア」と成長に期待。
藤本美貴(モーニング娘。6期メンバー)のソロデビューシングル「会えない長い日曜日」を選曲した佐藤は、衣装へのこだわりとして「自分で黒いレースとスパンコールを付けました」と話し、歌唱指導の上野は日頃から周囲が「パーッと明るくなるような華がある」と、佐藤のポテンシャルを評価した。
7月22日(水)に発売されるアンジュルムの最新シングル収録曲「BaBaBa Burning Love!」のパフォーマンスで審査員たちをあっと驚かせたのは田村。同曲の世界観も示すエスニックな衣装を着てのステージでは、大好きなハロプロは自身にとって「圧倒的トップオブザトップです。私も心と体とスキルを磨いて、先輩みたいに輝けるように努力していきます」とアピールして心をつかんだ。
アンジュルムの「キソクタダシクウツクシク」を披露した岸田は、MCでは「ハロプロ研修生の歌姫と呼ばれる存在になりたい」と声高に宣言し、みつばちはダンス経験者の岸田が「振り付けを覚えるのと起こすのは上手なので、次のポイントに早く進んでくれたらまた世界観が広がるんじゃないか」と期待。
ステージで「ギャルっぽい服にした」と伝えて観客や審査員の関心を一気に引き寄せた長井は、Berryz工房の「抱きしめて 抱きしめて」を披露し、中島は今後歌やダンスを「鏡の前で練習して、ギャルの衣装がもっと大人っぽく見えるように成長していくんじゃないかな」と笑顔で期待を寄せた。
ツインテールのスタイルでモーニング娘。の「わがまま 気のまま 愛のジョーク」を勇ましく歌い上げた染谷は、「私の憧れでアイドル、私の目指すアイドル像である(2025年12月に行われたモーニング娘。の)横山玲奈さんの卒業公演(本編)のラストナンバーだったからです」と選曲理由を明かし、憧れる横山のように「ステージでも笑顔で、一番目立つようにキラキラできるように頑張っています」とアピール。
リボンも揺れるスタイリッシュなパンツスタイルでモーニング娘。の「Only you」に感情を込めた吉田が、披露後に感極まる姿には客席から「頑張れ!」「よかったよ!」の歓声が上がり、吉田をねぎらう稲場は「最後までやり遂げられたのがすごくかっこよくて、より「Only you」の歌詞が響いてくる感じがした」と称賛。

■石川華望はOCHA NORMA「女の愛想は武器じゃない」を強気に表現
℃-uteの「Love take it all」でクールな表情を見せた鈴木(も)は、かわいく格好良い印象の℃-uteに憧れて「この世界観を私ならどう表現できるか」との思いでチャレンジのために選曲したと明かし、℃-ute元メンバーの中島は、「歌いながら踊るのも難しい曲だけど、歌がしっかり伸びていた」と称えた。
衣装の揺れるガーリッシュなスタイルでステージに臨んだ青木はアンジュルムの「臥薪嘗胆」を弾むように歌い上げ、本番までに苦手意識の歌やマイクホールドを練習したと明かし、日々の努力を知る歌唱指導の上野は「声がマイクに乗っていたので、優奈が心掛けていたことは一段飛び越えられたと思います」と評価。
記念すべき初ステージで中央に立ち、小柄な体を揺らしながらメガネ姿で℃-uteの「大きな愛でもてなして」を披露したの佐伯。審査員や観客の心をグッとつかみ、中島は佐伯の登場時に審査員席で「かわいい」という声が上がったと述べ、「それも一つのスター性」だと伝えた。
Juice=Juiceの「BLOODY BULLET」で力強い歌声を響かせた根本は「失敗しちゃったらどうしようとすごく不安だったんですけど、自分がやってきた最大限を発揮できてよかった」と伝え、みつばちは日々のレッスンなども経て「自分の一つの枠を超えようとトライしてくれた感じが今回見えた」と称賛。
衣装のアクセントとなる花も目を引いた斎藤はこぶしファクトリーの「念には念(念入りVer.)」でパワフルに立ち回り、曲中の“がなり”にも挑戦したと述べると、宮本は曲中に「いろんな要素を入れるのはすごく難しい」とヴォーカリストとしての実感を伝えながら、斎藤のチャレンジを称えた。
スタンドマイクを抱えながら、こぶしファクトリーの「明日テンキになあれ」をオリジナルさながらに歌い上げた大野は、「グループの曲を一人で完璧に歌い上げられるぐらい、歌やダンスの密度、レベルを上げていってもっとたくさんの曲に挑戦したい」と、新たに決意。
OCHA NORMAの「女の愛想は武器じゃない」を強気に表現した石川は、ステージに立つ際に「曲の世界観を大切にすること」を重視していると述べ、稲場は「場を支配する力がものすごくて、自分のステージに完全にしきっていた」と絶賛した。
ラストを飾った服部は、亀井絵里、道重さゆみ、田中によるモーニング娘。6期のユニット曲「大きい瞳」を歌い上げた。今回の衣装は、2023年9月に行われたハロプロ25周年コンサートでOGの道重と田中が着用したステージ衣装をオマージュしたと明かし、宮本は「かわいいを研究しているのがポージングとかで伝わってきて、すてきだと思いました」と称えた。

■ベストパフォーマンス賞は石川華望、稲場愛香は「圧巻のパフォーマンスでした」と絶賛
審査対象のパフォーマンスが全て終わり、稲場、宮本、ハロプロ研修生、ロージークロニクルがそれぞれステージを披露。審査員やファンによる投票が集計完了し、審査員特別賞である宮本佳林・稲場愛香賞から受賞者を発表。Juice=Juiceの「私が言う前に抱きしめなきゃね」を選曲した宮崎が選ばれた。
宮本と稲場が共にJuice=Juice元メンバーであることから「選曲した熱意をすごく感じた」と稲場が伝え、宮本は「積み上げてきたものがすごく見えた」と評価。宮崎は「挑戦してよかった」と、笑顔で本番までの日々を振り返った。
続く中島早貴賞を獲得したのは、モーニング娘。の「Only you」を歌い上げた吉田。披露する直前にも目をうるませた吉田のステージは、「ライブにはいろいろある感じを背負って『今ここでパフォーマンスをする』という生き様が見られてすてきでした」と称え、感極まる吉田は思い通りにいかなかった日々もありながら「自分の選んだ曲で、できることができてよかった」と喜んだ。
続いて、歌唱賞に選ばれたのはJuice=Juiceの「Fiesta! Fiesta!」を歌った大坪で、成長を知る歌唱指導の上野は「苦手だったこと、やらなかったことに対して真っ向勝負してきた」と伝え、涙も光った大坪は「ここまで頑張ってきてよかった」と吐露。
ダンス賞を獲得したのは℃-uteの「Love take it all」を披露した鈴木(も)で、レッスンで自身に怒られながらも「ついてきてくれる根性がここにきて、一つの成長に繋がった」と上野はさらなる将来への期待を込め、発表時に涙ぐんだ鈴木(も)は同曲のダンスで「どうキレを出したらいいかを研究して、ダンス賞をもらえるとは思っていなかったのでうれしいです」と笑顔で話した。
最優秀のベストパフォーマンス賞は、OCHA NORMAの「女の愛想は武器じゃない」を披露した石川。総得票数3549のうち最多の1468票を獲得した。宮本の発表を受けた石川は目に涙を溜め、稲場からトロフィーを手渡された。
稲場は「圧巻のパフォーマンスでした」と称え、宮本は「華望ちゃんの輝きはみんなに届いていたんだと思います」と石川のステージを評価。石川は昨年の「実力診断テスト」を回想し、「前回は結果が残せなくてすごく悔しい思いをして、ずっとベストパフォーマンス賞を取るために(ハロプロ研修生の定期公演である)『研修生発表会』を重ねてきたので、この賞を頂いてうれしいです」と、笑顔で喜びを伝えた。
最後は石川を中心に、この日まで全力を費やしてきたハロプロ研修生22人が「ありがとうございました!」と元気よくあいさつ。客席に笑顔を向けながら、ステージを後にした。
■「Hello! Project 研修生発表会 2026 ~春の公開実力診断テスト~」
◇5月9日(土)◇東京・LINE CUBE SHIBUYA
<出演者>
【ハロプロ研修生】
宮越千尋、大坪茉乃、吉田光里、服部琉愛、坂本葵花、鈴木もあ、石川華望、青木優奈、根本花凛、宮崎理帆、大野愛莉、樋口愛海、染谷彩良、鈴木琴美、斎藤ゆり夏、岸田桃果、田村梛々、長井莉依那、坂田しおり、佐藤絢音、苅部咲良、佐伯詩春
【ゲスト】
ロージークロニクル
【ゲスト審査員】
宮本佳林、稲場愛香
【MC】
中島早貴、アラケン
<セットリスト>
M01. Rockの定義/田中れいな(モーニング娘。)(坂本葵花)
M02. 夕暮れ恋の時間/スマイレージ(苅部咲良)
M03. 好きすぎてバカみたい/DEF.DIVA(鈴木琴美)
M04. 私が言う前に抱きしめなきゃね/Juice=Juice(宮崎理帆)
M05. 大好きなのに、大好きだから/つばきファクトリー(宮越千尋)
M06. なんちゃって恋愛/モーニング娘。(樋口愛海)
M07. Fiesta! Fiesta!/Juice=Juice(大坪茉乃)
M08. Help me!!/モーニング娘。(坂田しおり)
M09. 会えない長い日曜日/藤本美貴(佐藤絢音)
M10. BaBaBa Burning Love!/アンジュルム(田村梛々)
M11. キソクタダシクウツクシク/アンジュルム(岸田桃果)
M12. 抱きしめて 抱きしめて/Berryz工房(長井莉依那)
M13. わがまま 気のまま 愛のジョーク/モーニング娘。(染谷彩良)
M14. Only you/モーニング娘。(吉田光里)
M15. Love take it all/℃-ute(鈴木もあ)
M16. 臥薪嘗胆/アンジュルム(青木優奈)
M17. 大きな愛でもてなして/℃-ute(佐伯詩春)
M18. BLOODY BULLET/Juice=Juice(根本花凛)
M19. 念には念(念入りVer.)/こぶしファクトリー(斎藤ゆり夏)
M20. 明日テンキになあれ/こぶしファクトリー(大野愛莉)
M21. 女の愛想は武器じゃない/OCHA NORMA(石川華望)
M22. 大きい瞳/亀井絵里・道重さゆみ・田中れいな(モーニング娘。)(服部琉愛)
M23. NEWAY/稲場愛香
M24. 圧倒的LOVE/稲場愛香
M25. ハートビジョン/宮本佳林
M26. ソリスト・ダンス/宮本佳林
M27. バブってらんない夢がある!/ハロプロ研修生
M28. 情熱スパークル/ハロプロ研修生
M29. あるべきキミであれ/ハロプロ研修生
M30. なんとかなるでしょ/ロージークロニクル
M31. ダイスキだけど付き合えない/ロージークロニクル
M32. Misery~愛の天秤~/ロージークロニクル
M33. 薔薇より美しい人生/ロージークロニクル
M34. 8bit片想い/ロージークロニクル
※宮崎理帆の崎は「立つさき、「圧倒的LOVE」のOは、Oにストローク(/)が正式表記

