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東京ダービーに敗れたヴェルディ。響き渡ったブーイングに森田晃樹、深澤大輝は誓う「次に活かせるように」「エネルギーとパワーに変えて」

東京ダービーに敗れたヴェルディ。響き渡ったブーイングに森田晃樹、深澤大輝は誓う「次に活かせるように」「エネルギーとパワーに変えて」


[J1百年構想リーグEAST第16節]FC東京 2-1 東京V/5月10日/味の素スタジアム

 互いに味スタを本拠地にする東京ヴェルディとFC東京の東京ダービー。

 ホームとして開催された前回対戦(第8節)を、スコアレスのまま突入したPK戦(4-2)で制した東京Vだったが、アウェーとして乗り込んだ今節は1-2で敗戦。シーズンダブルとはならなかった。

 試合後、静まり返ったゴール裏に東京Vの選手たちが挨拶に行くと、まばらな拍手とともに響き渡ったのは、大きなブーイングだった。

 キャプテンとしてチームを引っ張る森田晃樹は「ファン・サポーターにとってもダービーは特別な試合ですし、結果に対してのものだと思います」と真摯に受け止める。
 
 この日は試合前から熱い応援合戦が繰り広げられ、サポーター同士の意地とプライドがぶつかり合っていた。そしてキックオフ直前のスタメンの集合写真撮影時には、東京Vの選手たちがどちらも左膝の負傷で長期離脱となった山見大登と吉田泰授のユニホームを掲げた。

 クラブに関わる多くの人の、いろんな想いが込められたゲームで、東京Vは29分に森田のゴールで先制に成功したが、41分に追いつかれた。後半は城福浩監督が「相手に何かされたかと言うと、ほとんど記憶にない」と振り返ったとおり、64分に林尚輝のミスからあわやというシーンを作られた以外、相手に崩されてチャンスを与えることはほとんどなかったが、90+5分に一瞬の隙をつかれて逆転されてしまった。

 試合後には、東京Vのサポーターと選手たちが言い争う場面もあった。ただ、それはサポーターの選手たちへの不甲斐なさに対する怒りなどではなく、ライバルチームに負けた悔しさをぶつけているように映った。

「サポーターの代表の方が『FC東京に負けた悔しさは、FC東京に勝たないと晴らせない』と仰っていて、それはその通りだと思います」

 そう語った深澤大輝は「どんな時もサポートしてくれていることに感謝しています」と述べ、「ブーイングをエネルギーとパワーに変えてやっていきたい」と前を向く。

 また、森田は「自分たちもしっかり戦ったという自負はあります」と口にしつつ、「今日、結果を残せなかったところでのブーイングを受け止めて、次のダービーや試合に活かせるようにまた頑張りたい」と誓う。

 中2日で迎える次節の相手はFC町田ゼルビア。東京ダービーに続き、同じ東京都内に本拠地を置くダービーマッチ「東京クラシック」であり、前回対戦(第3節)は2-2からのPK戦(4-3)で勝利している相手だ。今節の経験を活かせるかどうかという点でも、重要な一戦となる。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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