現地時間5月9日に行なわれたラ・リーガ第35節で、レアル・ソシエダはベティスと2-2で引き分け。2点のビハインドから終盤の2ゴールで追いついて勝点1を手にしたが、これで連続未勝利は5試合(3分け2敗)に伸びている。
本拠地レアレ・アレナの一戦、久保建英は2試合ぶりにスタメン入りを果たし、右サイドで積極的なプレーを見せ、オーリ・オスカールソンへのチャンス提供など見せ場も創り、54分にパブロ・マリンと交代。その間、ボールタッチ31回、パス18回(成功16回)、チャンスメイク2回、ドリブル3回、タックル1回、ボール奪取2回、デュエル7回(勝利4回)、被ファウル2回というスタッツを記録した。
現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は久保のチャンスメイクの場面について「36分、タケからの完璧なクロスをオスカールソンがボレーシュート」と綴り、3点満点の採点では他のほとんどのチームメイト同様に「1」を背番号14に与えている。
一方の『as』紙も同採点とし、個別評価では「この日本人選手にとって、非常に悪い試合・プレーだった。まだ本来のコンディションを取り戻せていない。相手を抜き去る場面は一度もなかった」と、ネガティブな記述に終始した。
バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、彼のプレーを「断続的」と表現し、「序盤にオスカールソンへ素晴らしいパスを2本供給したが、1本目の方が2本目よりはるかに良かった。最初の交代機会で、ベンチに退いた」と振り返るとともに、「依然として、もっと多くを証明しなければならない状況が続いている」と指摘している。
続いてソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、試合レポートにおいて「ホームチーム最初の決定機は、久保からオスカールソンへの見事なスルーパスから生まれた。自身のミスからピンチも生まれたが、日本人選手はすぐに立て直し、再びオスカールソンへ好パスを供給。ホームチーム最大の決定機も、久保の素晴らしいパスから生まれた」と、彼のプレーに言及した。
10点満点の採点では及第点となる「6」(アンデル・バレネチェアに次ぐチーム2番目タイ)を付与し、「大きなボールロストがひとつあったものの、決定機に繋がる非常に良いパスを3本供給した。あれほどの早い時間帯で交代を命じられたのは意外だった」と、ポジティブな寸評を綴っている。
対してサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「日本人MFは引き続き右サイドに定着してプレーし、ベティスの守備ラインを崩すようなパスを何本か供給して危険な場面を創出。ただ、一方で守備面では、(右SBの)アリツ・エルストンドがより多くのカバーを強いられる場面もあった」と評し、採点は「5」止まりとした。
構成●THE DIGEST
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