『FACE THE NEXT』新宿FACE(2026年5月12日)
△松本達哉vs小柳勇斗△
新日本・松本とNOAH・小柳の一騎打ちは喧嘩腰の熱戦の末にドロー決着。互いに再戦を熱望した。
日本プロレスリング連盟主催の新世代興行『FACE THE NEXT』は新日本・松本とNOAH・小柳の一騎打ちで幕開け。ともに2000年生まれで、2025年デビュー。神奈川県出身で、アマレス経験者と共通点の多い者同士の対戦となった。
松本のセコンドにはウルフアロンがつくと試合はスタート。のっけから喧嘩腰の打撃戦を繰り広げると、レスリング出身者らしくグラウンドでポジション争いを展開。松本が腕ひしぎ十字固めを仕掛ければ、小柳もレッグロックで譲らない。アグレッシブに関節技を奪い合うと、歓声も交錯した。
左足攻めでペースを握った小柳は「来いよ!」と挑発。蹴り上げられても離さずに足を絞め続ける。しかし、松本もカウンター式のボディスラムで流れを変えると、声を荒げながら後頭部にストンピングを浴びせ、再度ボディスラムを決めた。「そんなもんか? NOAH」と挑発すると、またも投げようとするが、小柳が逆に執念でブレーンバスターを繰り出すと、「小柳」コールに包まれる。
小柳は得意のサイドスープレックスでぶん投げると、最近使用しているアルゼンチンアックブリーカーに捕獲する。すぐさま脱出されても今度は逆エビ固めで絞めに絞めた。松本が懸命にロープに逃れると、残り時間はあと2分に。小柳は「ヤングライオン、こんなもんか!」と叫びながらストンピングなどを浴びせると、胸板にハンマーパンチを連打した。
引かない松本はドロップキックをカウンターで放ち、気迫全開の串刺しエルボースマッシュをズバリ。負けじと挑発すると、激しい打撃戦に。松本はエルボースマッシュから小柳を強引に担ぎ上げると、水車落としでぶん投げたが、ここで時間切れ引き分けのゴングが打ち鳴らされた。
引き分けに終わったあとも2人は喧嘩腰でビンタやサッカーボールキックを打ち合って乱闘を展開。互いに一歩も引かなかった。
バックステージで松本は「10分ドロー。まあ男なんでね、言い訳はしないですよ。もう負けは負けですよ。負けたも同然。新日本の選手に負けたわけじゃなくて、NOAHの選手に負けた。別にNOAHを格下に見ているとかじゃなくて、NOAHの若手に、俺よりデビュー遅いヤツに……そんなこと言ったらあれか、揚げ足の取り合いか。俺よりキャリアが短い人間を仕留められなかったっていう俺の実力不足だな」と振り返ると、「元教員? なんだ、よくわかんねえけど、たくさん揚げ足取り野郎、スクワット150キロ野郎は、また機会があればもう一回やらせてくれ、もう一回。何年後でもいいよ」と再戦を見据えた。
一方、小柳も「松本! お前、スカしてんじゃねえよ! 恥ずかしくないのか? ヤングライオンとして。もっとバチバチ来いよ! 最後みたいにもっと最初から来いよ!」と声を荒げると、「もう一回やろうよ! 新日本、NOAH、関係ねえよ。もう一回やってやる。お前ももう一回やるつもりで鍛え直してこい!」とこちらも将来的な再戦をアピールしていた。
【試合後の松本、ウルフ】
▼松本「オォ……オイ! オイ! 名前まではわかんねえけどよ、小柳ってヤツだっけ、オイ? オイ、新日本も侮辱してくれてよ、ヤングライオンもナメてよ、オイ」
▼ウルフ「うん、なんかよく喋るヤツだったな、試合中に。なんかナメたタイプで」
▼松本「でも今日は、今日は俺が仕留めきれなかったっていうのが、アァ……アァ……アァ……それが結果だから。10分ドロー。まあ男なんでね、言い訳はしないですよ。もう負けは負けですよ。負けたも同然。新日本の選手に負けたわけじゃなくて、NOAHの選手に負けた。別にNOAHを格下に見ているとかじゃなくて、NOAHの若手に、俺よりデビュー遅いヤツに……そんなこと言ったらあれか、揚げ足の取り合いか。俺よりキャリアが短い人間を仕留められなかったっていう俺の実力不足だな」
▼ウルフ「やっぱ勝つためにやってるわけで、そこで引き分けちゃうと目指すところじゃないから」
▼松本「そうね」
▼ウルフ「だけど大丈夫だよ。チャンスはいくらでもあるから。今回のことを次にしっかり活かして、また一緒に練習して」
▼松本「練習して」
▼ウルフ「闘っていこう」
▼松本「ありがとう。心強かった。(ウルフとグータッチを交わすと)ありがとう。もう一回やるか(※と言って、今度はハグ)」
▼ウルフ「ウフフフ、ありがとう」
▼松本「(※ウルフが着ている松本のTシャツを指差し)似合ってんな、オイ」
▼ウルフ「いいTシャツもらったよ」
▼松本「プレゼントしよう」
▼ウルフ「これもらっていいの?」
▼松本「アァ」
▼ウルフ「練習で使わせてもらいます。いや初めてセコンド就かせてもらって、間近で闘志見れたから、俺も凄いモチベーションが上がったわ」
▼松本「上がったら良かった。でも、俺の目標っていうかね、目的はね、目的というか使命は勝つことだったから」
▼ウルフ「そうだね」
▼松本「ヤングライオンでね、第1試合、シングルマッチを任せてもらったっていうね、責任があるから、それに応えられなかった。そこだけ。でも、まあウルフも『DOMINION』があるし」
▼ウルフ「うん」
▼松本「俺も次いつ試合があるかわかんない。『SUPER Jr.』か。前哨戦でいろんな先輩と組まれているけど、その先も見据えてまたあのクソガキ? あの元教員? なんだ、よくわかんねえけど、たくさん揚げ足取り野郎、スクワット150キロ野郎は、また機会があればもう一回やらせてくれ、もう一回。何年後でもいいよ」
▼ウルフ「同じ世界にいるから。大丈夫。いくらでもチャンスあるよ。まあそれまで俺たちは強くなってるだけですから」
▼松本「そうだね。でも、強烈だったよ。あのアルゼンチン食らってたらわかんなかったな」
【小柳の話】「松本! お前、スカしてんじゃねえよ! 恥ずかしくないのか、ヤングライオンとして? もっとバチバチ来いよ! 最後みたいにもっと最初から来いよ! アイツとは同じ2000年生まれだし、レスリングもやってたし、いろんなとこで共通点あるんだよ。高校の時も同じ階級で、同じ大会で、一緒に出てるじゃねえかよ。過去の大会探したら、一緒の大会出てたよ。もう一回やろうよ! 新日本、NOAH、関係ねえよ。もう一回やってやる。お前ももう一回やるつもりで、鍛え直してこい!」

