
日本サッカー協会(JFA)が、5月11日に東京・文京区で会見を開き、「FUTURE CAMP」inspired by BLUELOCKの立ち上げを発表。元プロサッカー選手の中山雅史氏と中田浩二氏が「海外を拠点に活動する選手にどんな選手がいるのかわくわくしている」、「まずは、日本代表が強くないと。そこに憧れて飛躍してもらえたら」と期待を語り合ったほか、このプロジェクトのインスパイア元となった漫画「ブルーロック」の原作者・金城宗幸氏、作画・ノ村優介氏や、アニメプロデューサーからのコメントが紹介された。
■「ブルーロック」にインスパイアされた「FUTURE CAMP」プロジェクト始動
「FUTURE CAMP」inspired by BLUELOCKは、海外を拠点に活動している才能を発掘し、日本サッカーのさらなる強化を目的とする“ナショナルトレセンの海外版”。国内で行う選抜スキームを海外に広げ、将来、日本サッカーのトップカテゴリーで活躍し得る選手を発掘する。
また、このプロジェクトの認知度アップと、選手の士気高揚も目指し、人気サッカーアニメ「ブルーロック」と連携。作品が持つ“個の覚醒”と“世界一を目指す熱量”をプロジェクトに反映させていく。
■JFA宮本恒靖会長「ブルーロック=本気で世界一を目指す姿を描いてきた作品」
会見では、JFAの宮本会長が「海外で活動する育成年代に対する問い合わせも多くなっている。世界のサッカーがボーダレスになっており、日本の若い選手も国内で完結する時代ではない」と挨拶。「『ブルーロック』という本気で世界一を目指す姿を描いてきた作品とともに、この挑戦をスタートできることを心強く思っている」と宣言した。
JFAと共にプロジェクトを立ち上げた株式会社SCOグループの玉井雄介代表取締役会長は、「私たちがやらずに誰がやる、という思いでこのプロジェクトに参画した。私たちが、大人が、社会が、子どもたちに何を提唱してくか。未来につながる取り組みに協力していきたい」と熱く語った。
初のFUTURE CAMPは8月3日(月)~8月6日(木)、アメリカ・カリフォルニア州のアーバインオレンジカウンティにあるグレートパークでU-16の選手(2010年1月1日~2011年12月31日出生)を対象に行われ、今後は、欧州、アジアなどでも本プロジェクトを展開していく。
また、中山氏と、中田氏(JFA技術委員)が加わって行われた4人のトークセッションでは、愛読する「ブルーロック」の登場人物のお気に入りプレーや、作品が描く「エゴ」などについて語り合う場面も。
■「ブルーロック」原作チーム&アニメプロデューサーらコメント
◆原作者・金城宗幸氏
リアルな「ブルーロック」が始まろうとしている。
本気で漫画を描いてたら、本気のサッカー人達の夢とリンクして、本気の計画が始まる。
ここが「ブルーロック」をも超える、人材発掘の場になる事を応援します。ワールドカップ優勝を目指す、本気のエゴイストを待っています。
◆作画・ノ村優介
僕達が想い描くエゴイスト達が、この現実世界にもいるのかもしれない…。
いや、きっといると思う!
我こそは世界一のストライカーだ!といううエゴい皆様のご応募お待ちしてます!
◆アニメ「ブルーロック」プロデューサー・有澤亮哉氏
アニメ化が決定してからずっとアニメスタッフ一同「世界を変えるような作品にする」ことを本気で目指していました。
そんな夢みたいな、無謀とも思える“エゴ”が、ついにJFAさんまで届き、このようなコラボが実現するだなんて!感無量です!
サッカー界の未来を変えるような“世界一のストライカー”の誕生の瞬間を心待ちにしています!
◆JFA会長・宮本恒靖氏
今回、SCOグループ様のご協力の下、JFAとして初めてとなる海外でのタレント発掘プロジェクトに踏み出せることをうれしく思っています。
世界のサッカーが急速にグローバル化する中で、日本サッカーを取り巻く環境も大きく変化しています。それはトップカテゴリーだけではありません。育成年代においても、選手たちが育ち、学び、プレーする場所は世界へと広がっています。日本サッカーの育成も、国内だけで完結する時代ではなくなってきました。だからこそ、私たち自身も、日本サッカーの枠組みを柔軟に変えていく必要があります。
その新しい挑戦の第一歩として立ち上げたのが、この「FUTURE CAMP」です。世界でプレーしながら、自分の可能性に挑戦している選手たちがいます。近年は、海外在住の育成年代に関する問い合わせがJFAにも多く寄せられるようになり、これまで十分に接点を持てていなかった選手たちの存在が、少しずつ見えてきました。
このプロジェクトでは、海外を拠点に活動するタレントと新しい接点をつくり、世界基準の技術や、私たちが「Japan’s Way」に掲げる“日本サッカーが目指す選手像”に触れる機会を提供していきたいと考えています。自分の可能性を信じて挑戦することは、簡単なことではありません。それでも、自ら一歩を踏み出した選手たちが切り開く未来は、日本サッカーの未来につながっていく。
私はそう信じています。「FUTURE CAMP」を通じて、世界と日本をつなぐ新しい関係を築いていきたいと思っています。
今回は初回の取り組みとしてアメリカで実施しますが、今後はヨーロッパやアジアなど、継続的に展開していければと考えています。
最後に、今回は「JFA × SCO GROUP『FUTURE CAMP』 inspired by BLUELOCK」として、世界一を本気で目指す姿を描いてきた作品とともに、この挑戦をスタートできることを心強く思っています。
◆SCOグループ会長・玉井雄介氏
日本サッカーがさらなる高み、すなわち「世界一」へと到達するためには、まだ見ぬ圧倒的な才能の開花が不可欠です。
この度、JFA様と共に、そして多くのファンを熱狂させている「ブルーロック」の力をお借りして、この野心的なプロジェクトを始動できることを心から光栄に思います。
これまでの常識にとらわれず、国境を越えて「エゴイスト」なまでの強い意志を持ったタレントを発掘し、磨き上げる。これは、私たちSCOグループが大切にしている「挑戦」というスピリットそのものです。
海外という異なる環境で戦う若い選手たちが、この「FUTURE CAMP」を通じて日本代表への道を切り拓き、やがて世界のピッチで輝く。その一歩を私たちが支援できることに、大きな喜びと責任を感じています。日本サッカーの未来を、共に塗り替えましょう。

