
5月29日(金)より全国公開予定のアニメ映画「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神(へびがみ)」の直前予告映像が公開された。
■大奥を舞台に繰り広げられる、サーガ最終章
本作は、2006年放送のホラーアニメ「怪 ~ayakashi~」(フジテレビ系)の一編「化猫」から派生し、2007年に放送されたTVアニメシリーズ「モノノ怪」の完全新作劇場版の3作目。謎の男・薬売り(CV.神谷浩史)が、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪による怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語。
「劇場版モノノ怪」は3部作となっており、2023年に「第一章 唐傘」、2025年に「第二章 火鼠」が公開、そして今回の「第三章 蛇神」が完結編となる。
CGと和紙テクスチャーを組み合わせた斬新な手法で生み出された、絵巻物のような独創的な世界観と、薬売りのミステリアスな魅力が観客を引きつけた本シリーズ。「第三章」では、男子禁制・豪華絢爛(けんらん)な大奥を舞台に、長きにわたり隠されてきた“最大の秘密”に焦点があてられる。大奥誕生の陰にあった真実、そして時を超えて交錯する切なくも凄絶な情念。その真実を薬売りが見据えた時、大奥を根底から揺るがすモノノ怪が出現。闘いの果てに、想像し得ない展開と壮絶な結末が描かれる。
■緊迫する大奥、蛇神を打ち倒そうとする薬売り…直前予告が解禁
そんな本作だが、5月29日(金)の公開を目前に控え、直前予告が解禁された。
解禁された映像は、薬売りが「教えてくれ!肝心要(かなめ)……蛇神の、正体!」と声を荒げ、蛇神の正体に迫ろうとする緊迫の場面から始まる。その言葉に呼応するように、天子の「私もまた偽りだった」という告白や、幸子の「あなたは子を望んでいたのではないのですか?」という問いかけが続き、大奥の奥深くに隠されてきた真実が明かされていく。「汚れている」と言う天子の表情は、「第一章」「第二章」での無表情な姿とは一線を画し、内側に秘められた感情を感じさせる。
さらに、天子と溝呂木北斗(みぞろぎ ほくと)が幼なじみであったことを示す、子供時代の二人の姿も登場。かつて「絶対に、二人の秘密な!」と無邪気に約束を交わした二人だったが、時を経て、天子は「お前は、今もあの時も、真実を口にしただけだ」と静かに告げる。二人の過去、そしてその“秘密”が蛇神の正体にどのようにつながるのか、謎が謎を呼ぶシーンとなっている。
そして予告後半では、「蛇神が顕現(けんげん)する!」との薬売りのセリフをきっかけとして、いっそう妖しく、不穏な気配が。大奥の誕生に深く関わる天局(あまのつぼね)の姿に加え、薬売りと蛇神の激しい闘いを予感させる場面も描かれる。


