
プロ雀士の岡田紗佳が5月14日、ワーナーミュージック・ジャパンから歌手デビューすることを都内で行った記者会見で発表。デビュー作「国士無双LOVE」の収録エピソードや、歌手活動のきっかけなどを語った。
■「まさかこのタイミングで」15年越しにかなった初期衝動
会見の冒頭、岡田は「モデル、タレント、プロ雀士として活動してきましたが、今日から新たに『歌手』という肩書きも加わることになりました」と、晴れやかな笑顔で報告。
芸能事務所に所属した当初、自ら提出した希望ジャンルの欄に「モデル、タレント、歌手」と書き込んでいたと明かし、「歌手への憧れはずっと持ち続けていましたが、実現することなく15年がたちました。気が付いたらプロ雀士になっていたというのもあって(笑)、まさかこのタイミングでデビューのお話を頂けるとは」と自身も驚きを隠せない様子で、15年越しに実った夢への喜びをかみ締めた。

■「Mステ」への憧れと、楽曲に込めた「バズり」への期待
今後の目標について話題が及ぶと、「大層な目標はまだ…」と謙遜しつつも「小さな頃からずっと見ていた番組なので、『ミュージックステーション』(毎週金曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の階段は一度でいいから下りてみたいですね」と、アーティストの聖地への憧れを語った。
デビュー曲「国士無双LOVE」は、SNSを中心にヒットを記録しているM!LKの「好きすぎて滅!」などを手掛けた浅野尚志が作詞作曲を担当。岡田は初めてデモ音源を聴いた際、「すごくすてきな曲で、もしかしたら私でもバズれるかもしれない!」と直感したという。「耳に残るメロディーですし、これから挑戦するダンスも含めて、TikTokなどで皆さんに踊っていただけたらうれしい」と期待を寄せる。
一方で、初めてのレコーディングは苦労も多かったようで、「3曲収録したのですが、それぞれジャンルが違って難しかったです。何回も歌い続ける中で、喉の調子を保つことやディレクターさんからの専門的なアドバイスをどう表現するか、全てが1年生としての挑戦でした」と振り返った。

■「自ら営業しました」プロ雀士としての思い
会見では、同曲が6月から開催される「Mトーナメント2026」(ABEMA)のオフィシャルソングに起用されることも発表された。
このタイアップについて、岡田は「実は、曲が出来上がった時に自分でMリーグのスタッフさんのところへ行って、『曲を使ってもらえませんか?』と直談判しに行ったんです。まさに自分で“営業”して勝ち取りました」とエピソードを明かし、会場を沸かせた。
その背景には「自分がきっかけで麻雀を知る人が増えてほしい」というプロ雀士としての思いがあったと言い、「この曲がはやることで『麻雀って何だろう?』と興味を持つ若い子が増え、そこからMリーグを見てくれたり、麻雀人口が広がっていったり、そのきっかけの一つになれることが私にとって一番の喜びです」と熱く語った。
さらに、「歌手デビューと試合で国士無双を上がること、どちらがうれしいか?」と問われると、「うーん、今はまだプロ雀士すぎて、国士無双13面待ち(役満)の方がうれしいかも(笑)」と答えつつも、「でも、曲がバズったらそっちの方が上回るかもしれませんね!」とちゃめっ気たっぷりに答えていた。
◆取材・文=永田正雄


