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「謙虚な戦士だ」ニックスを引っ張るブランソンの姿勢を元同僚が絶賛「彼はただプレーしたいだけ。そして何よりも勝ちたいのさ」<DUNKSHOOT>

「謙虚な戦士だ」ニックスを引っ張るブランソンの姿勢を元同僚が絶賛「彼はただプレーしたいだけ。そして何よりも勝ちたいのさ」<DUNKSHOOT>

今季のレギュラーシーズンをイースタン・カンファレンス3位の53勝29敗(勝率64.6%)で終えたニューヨーク・ニックスは、プレーオフのファーストラウンドでアトランタ・ホークス相手に1勝2敗と負け越していた。

 それでも、シリーズ第4戦から3連勝で1回戦を突破。そしてフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのカンファレンス・セミファイナルでは無傷の4連勝で決着をつけ、2年連続のカンファレンス・ファイナル進出を飾った。

 現在プレーオフ7連勝中と絶好調のニックスは、先発フォワードのOG・アヌノビーがハムストリング負傷のため2戦連続で欠場中。その間、マイルズ・マクブライドが先発入りしてカバーしたが、アヌノビーは次のシリーズで復帰できる見込みだと現地時間5月13日に『ESPN』が報じている。

 ビッグマンのカール・アンソニー・タウンズ、ウイングのミケル・ブリッジズにジョシュ・ハートなど役者が揃っているとはいえ、4年連続プレーオフに出場しているチームの原動力は間違いなくブランソンだ。
  188cm・86kgのガードは、今季のプレーオフ10試合で出場選手中3位の平均27.4点に2.6リバウンド、6.1アシストをマーク。

 相手チームが送り込んでくる好ディフェンダーを相手に、フィールドゴール成功率48.5%、3ポイント成功率40.9%(平均2.7本成功)、フリースロー成功率86.4%と、ファーストオプションとして見事な働きを見せている。

 そうしたなか、14日に元ニックスのチームメイトで、今月8日に現役引退を表明したPJ・タッカーが『ESPN』の番組『Get Up』へ出演。先日、自身のことを「スターではない」と発言したブランソンの発言を受け、「謙虚な戦士だ。彼はただバスケットボールをプレーしたいだけ。そして何よりも勝ちたいのさ」と称えた。

「彼は勝つことを心底望んでいる。必要な時に必ずチームを引っ張っていくタイプだ。でも、そのためにはチームの力が必要なこともよくわかっている。ロッカールームにいる全員のことをよく知っているからこそ、みんながひとつになれるよう、必要なことは何でもするし、言うべきことは何でも言っていく」 タッカーは昨年3月にニックスと2度の10日間契約を結び、4月1日にシーズン終了までの契約を締結。プレーオフも含めてコートに立つ機会は少なかったが、コート内外でブランソンのリーダーシップを肌で体感した1人だ。

 これまで、タッカーはヒューストン・ロケッツでジェームズ・ハーデン(現クリーブランド・キャバリアーズ)、ミルウォーキー・バックスでヤニス・アデトクンボ、シクサーズでジョエル・エンビードと共演。数々のスーパースターを支えてきた名脇役にとっても、ブランソンのキャラクターは印象的だったのだろう。
  ニックスがカンファレンス決勝で対戦する相手は、デトロイト・ピストンズとキャバリアーズの勝者。シリーズはここまでキャブズが3勝2敗でリードしている。

 イーストのカンファレンス決勝は最短で17日(日本時間18日)、ピストンズとキャブズが第7戦にもつれた場合は19日(同20日)に初戦が行なわれる。10日にシリーズを終えたニックスには、約1週間の休養とコンディションを整える時間が与えられている。

 1999年以来のNBAファイナル進出、そして1973年を最後に遠ざかっているNBAチャンピオンへ――ブランソンが持ち前のシュート力と勝負強さ、リーダーシップを発揮し、ニューヨークの街を熱狂へと誘うことができるか注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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