
美大在学中から音楽活動をスタートしたシンガーソングライター・小林私が、彼自身の日常やアート・本のことから短編小説など、さまざまな「私事」をつづる連載企画。今回は、小林私の日常について綴ったエッセイです。
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前回ノンフライヤーの話をしたところ、なぜか身内からかなりの反響があり、いっときはノンフライヤー親善大使として振舞っていた。
みんな便利家電とか気になる年やんね。
俺はCOSORIのデケ~のを使っています。デケ~のじゃなくてもOK、多分。
冷凍たこ焼きを200℃10分で、最高の賭場になり得る。
前回の話でいうと5、6年くらい一緒にやってるライブ制作の人と話す機会があり、せっかくなので
「バルーンアートしたくてぇ...」「法被って用意出来ますか?」
「いや、ウケるとかは知らないんですけど...」
みたいなことを言いまくってやったぜ。
出会った頃から悪い意味で「そんなことは誰も言いません」との返しを頂いているが、なんと今回も頂戴した。
じゃあ普通はどうやって企画考えるんですか!?と憤慨したところ
「まずは、セットリストです。」
とのこと。これには俺もちんまり。いつもありがとねん。
そういえば先日、高校の同級生が出るってんでフィジークの大会を観に行った。
致死量のマッチョを見たね。当たり前かもしれんがスタッフも皆ガタイが良くてなんか笑ってしまった。
俺の筋肉知識は「お願いマッスル」で止まっているのだが、割と「お願いマッスル」だった。流石に友人以外に声を出すのは憚られたが、出てきたときは
「101番!キレてるよー!」とか言った。
結局新人部門優勝、一般部門二位獲っててワロタ。
俺の人生で行ったことある大会がPUACL2026とフィジークの二本立てになった。
なんでだよ。もこっちでも野球部の応援行ってるのに。
人生で勝ち負けのつくものに関してはことごとく負けてきたので、公の場で勝つ人を見るとほ~っ!という気持ちだ。良いとか悪いとかでなく、ほ~っ!って感じ。
勝ち負けから逃げ続けて美大に入ってミュージシャンになったのに、ポケモンユナイトとチャンピオンズにお熱。俺ってダブルバトルのが好きかも。
最近は一次創作キャラの動物化パロディみたいなのを描いてたらマジ夜(笑)
過去に勝負の世界に飛び込んでいたら今は、反骨精神と向上心を持って何かを見返す為に生きていたのだろうか?
でも学芸会で、この役ならギリ俺でもやらせてもらえるんじゃないか?と思って名乗りを上げたそこそこの役すら「お前が?」の空気によって村人Bになったわけだし、
合唱の時間に意気揚々と歌っていたら「小林くんは一回座ってて」と言われ、
当時は「俺が上手すぎて他の人の採点出来ないか...汗」と思っていたが、
思い返してミュージシャンとして鑑みるに「下手なのに声がデカくて邪魔そのもの」だったわけだし、テストで良い点取ろうが親は決して俺を褒めないわけで。
評価基準を他者に委ねるのを早々に諦めた結果、自他の境界が分厚すぎてうっすら共感能力の低いポジティブなひょうきん者が出来上がるわけだから、まあどっちが良いんだかという話である。
精神的に向上心のない者はばかだ、とは言うものの、自主性と向上心のある奴だらけでは社会の一つも出来ないわけ。都心にいる歯が白くて爽やかでFIREを目指す人なんて詐欺師でしょ?推しのランダム商法で射幸心を煽りながらswitch3(スリー)を転売してるんでしょ?
彼らはこきませんから、屁を。
こっちはむしろ屁だけに向上心があるんだから。より大きく、より臭く。
あなたの愛車、どちらに任せる?

