スマックダウンが現地時間15日、サウスカロライナ州コロンビアで行われ、グンターが緊急決定したロイス・キースとの次期挑戦者決定戦を制し、5・31トリノ大会『クラッシュ・イン・イタリア』で統一WWE王者コーディ・ローデスとの対決が決定。コーディはクロスローズでKOし、襲撃された報復を遂げた。
4月のレッスルマニアでセス・ロリンズを破ったグンターはコーディを襲撃し、統一WWE王座に照準。コーディも受けて立つ構えをみせ、5・31トリノ大会『クラッシュ・イン・イタリア』でのタイトルマッチが決定的となっていた。
この日、タイトルマッチの調印式が行われることになり、リングに登場した王者・コーディ自らテーブルとイスをセット。テーブル上にベルトを置くと「調印式の準備は整った。グンター、これはスマックダウン移籍の契約書、そしてクラッシュ・イン・イタリア統一WWE王座戦の契約書だ。今すぐここで調印式だ!」と宣言した。
するとグンターが入場ゲート前に現れ、「コーディ、俺が取引に苦労したのを知らないのか? どれだけ根回しと交渉が必要だったことか。WWE最強選手の移籍だ。結局、またお前が主役気取りだ。アメリカ人の典型だな。注目されないと無理やり目立とうとする」と批判。「だが、これは俺の契約だ。そしてその王座は俺のものだ。ゴールデンボーイよ、せめてプロとして振る舞え。丁寧にお願いしろ」と要求した。
これを受けてコーディは「先に仕掛けたのはお前だろ。ヘイマンに貸しを作って王座戦をねじ込んだ。先週はサインせず。今日もサインしないのか? こじらせてるのはお前だ」と反論。「丁寧に言おう。契約書はここだから来てサインしなさい。お願いだからサインしてくれ。イタリアでボコボコにしてやるからよ」と返答した。が、グンターは「まったく心がこもっていないな。やはりこう言え。『グンターさん、お願いします』と」と迫った。
そこへ割って入ったのがキース。今春、WWE入りを果たしたキースは4月のアンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアルバトルロイヤルに優勝。以来、連戦連勝を続けてきた。「サインしないなら俺がする」とグンターに告げたキースはリングに上がると、コーディから受け取ったペンで王座戦の契約書にサインしようとした。が、グンターがあわててリングに駆け込んで阻止。二人がにらみ合うと、ニック・オールディスGMが現れ、両者による次期挑戦者決定戦を行うことを決めた。
メインで行われた両者の対決。キースが強烈なエルボーを食らわせ、ショルダータックル合戦も競り勝つ。グンターが逆水平を連発してもエルボー連打で応戦。コーナーに追い込むとパンチ連打を浴びせ、アバランシュホールドで叩きつける。グンターが場外に逃れても追いかけ、バリケード攻撃を連発した。
グンターも鉄階段に投げつけて反撃を開始。リングに戻ってもアームロックで絞め上げるなど腕攻めを展開し、ショートレンジラリアットを連打していく。キースがラリアットで応戦しても逆水平でねじ伏せて返り討ち。キースもブレーンバスター合戦を制したが、グンターは追尾式キチンシンクを連発し、ファイナルカットの体勢からチョップを振り下ろした。
キースも場外でのワールドストロンゲストスラムで何度も実況席に叩きつけて逆襲。リングに戻るとグンターがラリアットを叩き込んだが、キースは雪崩式ブレーンバスターを敢行して譲らず。ショートレンジラリアットを前後から連発していく。かいくぐったグンターはスリーパーで捕らえ、胴締め式に移行して絞め上げた。
ここでキースをMFTに勧誘しているソロ・シコアがリングサイドにやってきた。キースは立ち上がって逃れるとラリアット合戦に持ち込み、フライングラリアットで競り勝つ。なおも前後からのショートレンジラリアットを連打したが、グンターは再びスリーパーで捕獲。耐えたキースはショルダータックルをぶちかましたが、グンターがレフェリーに激突してしまった。
そのスキにシコアがイスを投げ込んだものの、受け取ったキースはシコアに投げつけて拒否。背後から迫ったグンターが延髄ラリアットを叩き込むと、正面からラリアットをさく裂。すかさずパワーボムで叩きつけて3カウントを奪った。
グンターが急きょ決まったキースとのコンテンダー戦を制し、『クラッシュ・イン・イタリア』での統一WWE王座挑戦を決定。試合後、グンターの背後に現れた王者・コーディがクロスローズをさく裂させた。グンターは大の字。襲撃の報復を遂げたコーディは両手を広げて勝ち誇った。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

