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梅澤美波、後輩に乃木坂46の未来を託してグループ卒業「私はどうやら、誰かの生きる希望になれていたみたいです」

梅澤美波、後輩に乃木坂46の未来を託してグループ卒業「私はどうやら、誰かの生きる希望になれていたみたいです」

「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より
「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より / (C)乃木坂46LLC

乃木坂46が、デビュー14周年のバースデーライブ「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演「梅澤美波 卒業コンサート」を5月21日、東京ドームにて開催した。2023年から3代目キャプテンとしてグループを牽引してきた3期生・梅澤美波のアイドルラストステージとなった会場には約14万人の観客が詰めかけて、梅澤の新たな門出を見守った。

■気球に乗って登場「私の乃木坂人生の全てをぶつけます!」

5月19日から5月21日まで、3日間にわたって開催された今年のバースデーライブ。DAY1およびDAY2公演は14年におよぶ乃木坂46の歴史を名曲の数々とともに振り返り、最終日となるDAY3公演は、2016年9月から9年8ヵ月グループに在籍し、2023年からは3代目キャプテンとしてメンバーを引っ張ってきた梅澤の卒業コンサートとして開催された。

梅澤と同い年の田村真佑、弓木奈於による影ナレを経て、客席は早くも梅澤のペンライトカラー“青×水色”に染まる。気球に乗って登場した梅澤が、「みんな、会いにきてくれてありがとう。今日は私にとってラストステージ。みんなのことを楽しませます!」と叫び、自身の初センター曲「空扉」でライブの幕を開けた。

ステージには休養中の増田三莉音を除くメンバー34人が集結。梅澤は、「今日は私の乃木坂人生の全てをぶつけます。ありったけの感謝を届けます!」と宣言し、「孤独な青空」「狼に口笛を」と続くと会場の熱気は一気に上昇。同期の伊藤理々杏、岩本蓮加、吉田綾乃クリスティーからのメッセージ映像を経て披露された「僕は僕を好きになる」では、東京ドームを繊細で感動的な空気で包み込んだ。

最初のMCでは、前日に4代目キャプテンを襲名したばかりの菅原咲月が進行。現在の心境を尋ねられた梅澤が、「会場が青と水色のペンライトですごくうれしくて。今日は乃木坂への感謝を表したようなライブになっているので、その気持ちを受け取ってもらえたらうれしいです。緊張してます!(笑)」と、本音をこぼす場面もあった。

■思い出の楽曲と、この日限りのスペシャルユニット

ライブは3期生が加入当時に初めて披露した思い出の曲「ハルジオンが咲く頃」から再開。当時の制服を着用した梅澤は6期生とともに、アリーナが黄色、スタンド席が白という“ハルジオンカラー”に染まった客席へ笑顔を届ける。さらに、初めてアンダーメンバーとしてオリジナルポジションをもらった「新しい世界」や、初選抜曲「ジコチューで行こう!」を同期や後輩たちと共にパフォーマンスした。

続くブロックでは、梅澤の記憶に残るユニット曲を連発。ステージに展示されたナイフ、フォーク、スプーン、箸を前に寂しそうにたそがれる梅澤に、鈴木佑捺が「なんのために私が加入したと思ってるんですか?」と声をかけ、梅澤、鈴木、筒井あやめ、奥田いろはによるこの日限りの“梅澤軍団”で「失恋お掃除人」を披露。若月佑美を踏襲した“箸くん”ネタで会場を沸かせた。また、「ファンタスティック3色パン」では賀喜遥香、小川彩と“メロメロセリフ”を放ち、ファンを魅了した。

2025年「与田祐希 卒業コンサート」で梅澤が熱望した「高身長ユニット」も実現。金川紗耶、林瑠奈、五百城茉央、冨里奈央、大越ひなの、海邉朱莉というメンバーで「悪い成分」を披露し、さらに今年2月の「乃木坂46 Coupling Collection 2022-2025」でも話題となった梅澤センターによる「踏んでしまった」も飛び出し客席のボルテージは高めると、今度は田村&弓木の同級生トリオで熱気をクールダウンさせるように「急斜面」を穏やかに歌唱。

エンディングで梅澤が「好きだー!」と叫ぶと、弓木の先導にファンが「好きだー!」を返す場面も。そして、梅澤と遠藤さくらが二人だけで歌い踊りながら、はかなくも美しい世界を作り上げる「歩道橋」でユニットブロックは幕を下ろした。

「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より
「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より / (C)乃木坂46LLC

■後輩たちへつなぐバトン、そして3期生の絆

後半戦、梅澤は1期生のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」のカップリング曲「失いたくないから」をソロで歌唱。曲中では卒業していった先輩たちへ感謝の言葉を送り、スクリーンには過去の思い出写真が次々と映されていった。

続く期別コラボでは、6期生とはこの日にぴったりな「タイムリミット片想い」を披露。5期生には「泣いたっていいじゃないか?」で一人一人に異なる花と花言葉を贈り、4期生との熱量あふれる「日常」で会場をヒートアップさせる。

そして同期とは、最新の3期生楽曲「世界はここにある」をエモーショナルに歌い上げ、3期生の原点曲「三番目の風」を披露。「今日は4人で届けよう」という合図とともに、グループを支え続けてきた3期生の絆を東京ドームに刻みつけた。

■最初で最後となる“梅澤&菅原ダブルセンター

ライブ終盤は、「いきます、せーの!」という梅澤の掛け声を合図に、最後の円陣から「人はなぜ走るのか?」でスタート。最初で最後となる“梅澤&菅原ダブルセンター”での「インフルエンサー」や、34人で可憐(かれん)な世界を作り上げる「帰り道は遠回りしたくなる」、梅澤がセンターに立っての「シンクロニシティ」など、ヒット曲の連発で会場を圧倒した。

本編最後の前に、梅澤は「これが私の愛してきた乃木坂46です。私はこのグループからいろんなものをもらいすぎてしまいました。人との出会いも、強くなった自分も。この場所へ導いてくれた先輩方に心から感謝していましたし、新しく歩んできた今を作る、ここにいるメンバーのこともすごく大切に思っています。いつの時代の乃木坂46も私は心から大好きで、ここでの人の出会いに本当に恵まれてきたなと思います」と感謝を口にする。続けて「次が最後の曲になるのですが、ここで出会った皆さん、メンバーへ矢印を向けて歌いたいと思います」と告げ、自身のソロ曲「My respect」に全ての感情を込めた。
「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より
「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より / (C)乃木坂46LLC


「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より
「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より / (C)乃木坂46LLC

■「もう一度人生を歩めるなら、絶対に3代目キャプテンになりたい」

アンコールでは、梅澤が敬愛する卒業生・白石麻衣のナレーションが流れる。「誰よりもグループを愛している人。周りが見えて、グループの未来を見ていて、強さがある。キャプテンとしてもメンバーとしても理想的だし、私が乃木坂46を今も誇れているのは美波のおかげ」という言葉に導かれ、黒のドレスに身を包んだ梅澤が登場。

約10年を振り返り、「今の私はとっても強くなりました。きっと、守るものができたからだと思います」と語り、「ただただ乃木坂46が好きで、乃木坂46で生きられることが好きだったから」と、乃木坂46で生きる喜びが苦難を乗り越える糧だったと明かした。

また、キャプテン就任時を振り返り、「当時は重くて苦しかった。MCがあったらパフォーマンスに集中できなくて、それが悔しくて。でも、ここまで自分を信じて大丈夫にしてきました。不安になったときは、横にいる仲間たちに力をもらって、今日まで頑張ってきました。今はキャプテンというこの看板をすごく誇りに思うし、もう一度乃木坂46の人生を歩めるのなら、絶対に私は3代目キャプテンになりたい。そう思えるくらい、自分にとって宝物をいただきました」と、涙を浮かべながらも堂々と宣言。

ファンへは、「私はどうやら、誰かの生きる希望になれていたみたいです。私が頑張れる理由だと言ってくれる人が、ウソみたいな話だけど本当にたくさんいて。でも、そんなのこっちのせりふで、ファンの皆様が愛を向けてくれなければ、私はとっくにステージから降りていました」と伝え、メンバーへは「頼りない私に今日までついてきてくれて、本当にありがとう。みんなは今、乃木坂46でいられて幸せかな? 自分に自信が持てないときは、乃木坂46というグループに自信を持ってください。乃木坂で頑張っているあなたたちなら大丈夫だし、乃木坂46は最強だから大丈夫。あなたたちが乃木坂46だから大丈夫。乃木坂46の未来を作ることを楽しんでください」とエールを送った。

最後に、「今自分に声をかけるのなら、本当に今日までよく頑張った。私に任された役目は100%全うできた。そうやって、自分にも言葉をかけてあげたいです」と自らを労い、卒業のソロナンバー「もう一つの太陽」を凛とした歌声で響かせた。

■「私はとっても幸せでした」受け継がれる乃木坂46の未来

その後、ほかのメンバーが加わると、「僕だけの光」「転がった鐘を鳴らせ!」でトロッコに乗った梅澤が「最後までみんなの笑顔を見たいです!」と場内を巡る。続く「ガールズルール」では「東京ドーム、ラスト。ぶち上がれー!」と煽り、会場の熱気は最高潮に。菅原からドレスを絶賛されると「強く見せたくて黒にしました(笑)」と返し、今の心境を「夢を見てるみたいで…(感謝の気持ちを)伝えても伝えきれないなって思っちゃいました。でも、本当に楽しかった!」と晴れやかに語った。

ラストは「最後は、私がもう何度歌ってきたんだろうってぐらい歌ってきた、ファンの皆様と一番一体感を感じられるこの大切な楽曲を、みんなで歌って終わりたいです」と「乃木坂の詩」を披露。サプライズでファンからのメッセージが映し出されると、「本当に大好きなグループで、大好きなメンバーと大好きな皆様に見送られてこの場を去ることができて幸せです」と感涙した。

その後、6期生代表の瀬戸口心月、5期生代表の井上和、4期生代表の遠藤が梅澤への感謝とグループを守っていく決意を告げ、同期の伊藤、岩本、吉田はそれぞれ梅澤に労いの言葉を伝えた。

最後に一人残った梅澤は、「9年8ヵ月、本当にありがとうございました。これからの乃木坂46の未来を皆様に託します。どうか、私の大切な同期と後輩を、これからもよろしくお願いします。私はとっても幸せでした」との言葉を残し、ステージに用意されたほかのメンバーとは異なる扉の先へと進んでいった。

「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より
「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3公演より / (C)乃木坂46LLC

■「乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY3 梅澤美波 卒業コンサート
◇5月21日(木)◇東京ドーム

<セットリスト>
M00. Overture
M01. 空扉
M02. 孤独な青空
M03. 狼に口笛を
M04. 僕は僕を好きになる
M05. ハルジオンが咲く頃
M06. 新しい世界
M07. ジコチューで行こう!
M08. 失恋お掃除人
M09. ファンタスティック3色パン
M10. 悪い成分
M11. 踏んでしまった
M12. 急斜面
M13. 歩道橋
M14. 失いたくないから
M15. タイムリミット片想い
M16. 泣いたっていいじゃないか?
M17. 日常
M18. 世界はここにある
M19. 三番目の風
M20. 人はなぜ走るのか?
M21. インフルエンサー
M22. 帰り道は遠回りしたくなる
M23. シンクロニシティ
M24. My respect

~アンコール~
EN1. もう一つの太陽
EN2. 僕だけの光
EN3. 転がった鐘を鳴らせ!
EN4. ガールズルール
EN5. 乃木坂の詩

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