Bリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2025-26」は5月23日、横浜アリーナで第1戦が行なわれ、琉球ゴールデンキングスが長崎ヴェルカに71-69で勝利。3年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。
Bリーグのファイナルは2021年より2戦先勝制となり、今年で6回目。過去5回のうち4回は初戦に勝利したチームが最終的にチャンピオンになっており、今季の頂上決戦は琉球が大きなアドバンテージを取ったと言える。
なお、Bリーグ初年度から今季セミファイナルまでのチャンピオンシップ全シリーズで見ても、59シリーズ中51シリーズで第1戦勝利チームが突破しており、勝率は実に86.4%にのぼる。
もっとも、2年前には広島ドラゴンフライズ相手に、初戦を取りながら優勝を逃した経験を持つ琉球は、一切浮かれる様子はなかった。
ベテランの岸本隆一は「何も終わっていない」と試合後の会見でコメント。
「今日(初戦に)勝とうが負けようが、次は絶対に勝たなきゃいけない試合になるので、危機感は同じくらい今もあります」と、早くも気持ちを切り替えていた。
佐土原遼も、「この残り1勝っていうのは、キングスに携わっている人ならすごくわかると思うんですけど」と切り出し、第2戦への決意を語った。
「本当に自分たちがアグレッシブに、貪欲に、飢えをコート上で表現しないと、あと1勝は届かないので、明日はもっと相手が嫌がるディフェンスをしなきゃいけない」
一方、追い込まれた長崎は、第2戦で負ければ敗退。初のファイナルで序盤なかなかリズムを掴めずに、チャンピオンシップ初黒星を喫し、次が文字通り正念場となる。
それでも馬場雄大は、「崖っぷちに立ったが、自分たちの方がいいチームだと思う」と、今季リーグ最高勝率を記録したチームの自信を取り戻すかのように、試合後に語った。
会見の最後は、「もうこうなったら、火曜日(第3戦)まで戦います」と一言。短くも力強く言い放った言葉には、強い決意が漲っていた。
琉球が連勝で栄冠を掴むのか、長崎がイーブンに戻し、決着を第3戦まで引き延ばすか。注目のゲーム2は24日(日)13:05にティップオフだ。
【Bリーグ 歴代優勝チーム&ファイナル結果】
※最初の3シーズンは1戦決着。2020-21シーズンより2戦先勝の最大3戦方式。シャープ数字はチャンピオンシップのシード順
■2016-17
優勝:栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)#2
1-0
(85-79)
準優勝:川崎ブレイブサンダース #1
■2017-18
優勝:アルバルク東京 #4
1-0
(85-60)
準優勝:千葉ジェッツ #2
■2018-19
優勝:アルバルク東京 #7
1-0
(71-67)
準優勝:千葉ジェッツ #1
■2019-20
※新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン途中で打ち切り
■2020-21
優勝:千葉ジェッツ #3
2-1
(G1:85-65)
(G2:59-83)
(G3:71-62)
準優勝:宇都宮ブレックス #1
■2021-22
優勝:宇都宮ブレックス #7
2-0
(G1:80-61)
(G2:82-75)
準優勝:琉球ゴールデンキングス #1
■2022-23
優勝:琉球ゴールデンキングス #2
2-0
(G1:96-93**)※2OT
(G2:88-73)
準優勝:千葉ジェッツ #1
■2023-24
優勝:広島ドラゴンフライズ #7
2-1
(G1:62-74)
(G2:72-63)
(G3:65-50)
準優勝:琉球ゴールデンキングス #5
■2024-25
優勝:宇都宮ブレックス #1
2-1
(G1:81-68)
(G2:75-87)
(G3:73-71)
準優勝:琉球ゴールデンキングス #3
構成●ダンクシュート編集部
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