最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
北米最大級のポップカルチャーイベント「モモコン 2026(MomoCon)」に”ワンダーフェスティバル”が参加!その狙いは?

北米最大級のポップカルチャーイベント「モモコン 2026(MomoCon)」に”ワンダーフェスティバル”が参加!その狙いは?

アニメ、ゲーム、コミックを中心とした北米最大級のポップカルチャーイベント「モモコン 2026(MomoCon)」が 2026年5月21日(木)から24日(日)まで、アトランタのジョージア・ワールド・コングレス・センターにて開催中です。

モモコンは 2005 年、アメリカ・ジョージア工科大学のアニメ&ゲームクラブを母体としてスタートし、現在ではアニメ・ゲーム・コミック・コスプレなど多様なジャンルを網羅する総合イベントに成⻑。来場者の約39%が25〜34歳、36%が18〜24歳と若年層が中心で、TikTok のハッシュタグ再生数は3 億1,200万回以上を記録しています。

モモコン 2026 ではイベント内にて株式会社海洋堂(Kaiyodo)によって設立された”ワンダーフェスティバル”の北米初開催が決定!日本および海外の主要フィギュア・模型メーカー出展やガレージキットやアーティザントイ作家の展示販売、限定コレクションや文化的展示企画など、4,600〜9,300 平方メートルの専用エリアを展開しています。

この狙いについて、「Wonder Festival at MomoCon」Christopher Stuckeyさん(モモコン ディレクター)、Jessica Merrimanさんに(モモコン 創業者&責任者)に質問をお送りしました。

Q:改めてMomoConがどの様なイベントで、どの様に発展してきたのかを教えてください。

MomoConは、ジョージア工科大学の学生コミュニティから始まりました。2005年、つまりMomoConの初開催年にさかのぼります。当時のアメリカではまだ配信サービスも整っておらず、あらゆるコンテンツに気軽にアクセスできる環境ではありませんでしたので、私たちの大学のクラブは日本文化やビデオゲームを称える場として存在していました。このコミュニティ重視のアプローチが、私たちの強固な土台となっています。
その原点にある想いが変わらないからこそ、MomoConは時を経て成長してきました。
現在MomoConは、アメリカ最大級のファンコンベンションの一つへと発展しています。ユニーク来場者数は65,000人を超え、4日間の延べ来場者数は160,000人以上にのぼります。しかし、私たちが何よりも大切にしているのは、今なおこのイベントが「自分ごと」と感じられる場であり続けていることです。新しい発見があり、同じ興味を持つ仲間と出会え、自分の居場所だと感じられる —— そんな空間であることを今も変わらず体現できていると思います。
数百を超える出展者、ほぼ24時間稼働する大規模なゲーミングエリア、アニメ・ゲーム・卓上ゲーム・コスプレなど多岐にわたるプログラム展開と、イベント規模は大きく拡張してきました。それでも、核にあるのはやはりコミュニティです。
これこそが、成長を支えてきた真の原動力だと考えています。

Q:Wonder Festivalに訪れての感想、どんな所が魅力だと感じましたか?

初めてワンダーフェスティバルを体験したとき、アメリカのどのイベントとも全く違う独自性を感じました。
まず、職人技と情熱のレベルの高さが、一目で伝わってきます。特にガレージキットや個人のクリエイターの作品には、一つひとつにどれほどの時間と愛情が注がれているかが感じられます。単に商品を販売する場ではなく、非常に個人的な何かを分かち合う場になっているのです。
特に印象に残ったのは、このイベントがクリエイターとファンの間に直接的なつながりを生み出している点です。完成品を見るだけではなく、アイデアや試み、創造性そのものを、生の形で目の当たりにできます。
そうした環境はアメリカではなかなか見られないものであり、私たちのオーディエンスにも必ず強く響くはずだと確信しました。

Q:MomoConの創設者として、今回Wonder Festivalを迎える決断をした理由は何ですか?

長年にわたり、MomoConに単なる規模拡大にとどまらない、本物で意義のある新しい体験をもたらす方法を模索してきました。
ワンダーフェスティバルを目にした瞬間、イベントにまったく新しい次元を加えうる特別な存在だと直感しました。
MomoConにはすでに、アニメ・ゲーム・コレクティブルと親和性の高い大規模なオーディエンスが存在しています。しかし、クリエイター —— とりわけ個人の造形作家やフィギュア作家 —— との深いつながりという要素が欠けていました。
ワンダーフェスティバルをMomoConに招致することは、その文化の独自性を尊重しつつ、新しいオーディエンスにとって身近に触れられる形で紹介する絶好の機会だと感じたのです。また、ワンダーフェスティバルを主催する海洋堂チームとの間にも確かな縁を感じていました。実際に海洋堂チームにMomoConを訪れていただいた際、コミュニティの雰囲気をご覧になり、コラボレーションの可能性を見出してくださいました。

Q:今回のコラボレーションを通じて、最も実現したいビジョンは何でしょうか。

最大の目標は、クリエイターとファンが意義のある形でつながれる場を作ることです。
アメリカの来場者の皆さんに、ワンダーフェスティバルを特徴づける創造性と職人技を体験していただきたいと考えています。同時に、クリエイターの方々には、これまで
こうした作品に触れる機会のなかった新しいオーディエンスへと届ける機会を提供したいと思っています。
これをうまく実現できれば、単なる「イベント内の特設セクション」を超えた存在になるはずです。人々に刺激を与える存在になる —— 誰かが来場し、あるフィギュアや造形作品を目にしたことがきっかけで、自ら創作を始めてみようと決意する。そんな可能性すら秘めていると考えています。私たちは今回の取り組みを、アメリカのオーディエンスに向けたガレージキット文化の成長 —— さらにはその定義づけ —— を後押しする手段として捉えています。
そのような影響を生み出すことこそが、私たちの目指すところです。

Q:交渉や準備のなかで、特に印象に残っている場面はありますか。

早い段階で強く印象に残ったのは、関わるすべての方々が「正しい形で実現する」ことに対して、いかに真摯に向き合っておられるかという点でした。
ライセンスやクリエイター参加のあり方など、特定の要素をいかにアメリカの環境に合わせて適応させるか、そしてその際にワンダーフェスティバル本来の構造をいかに尊重し続けるか —— こうした議論を数多く重ねてきました。
イベントを単純に真似するのではなく、何がワンダーフェスティバルを特別たらしめているのかを理解し、それが正しく伝わるようにする —— そこに主眼がありました。
このプロセスには時間を要しましたが、ワンダーフェスティバルの精神に忠実なものを築き上げているのだという確信を、私たちに与えてくれました。

Q:アメリカと日本における、アニメ・マンガ・フィギュアのファンの違いと共通点について、どのように見ていらっしゃいますか。
コンテンツとの関わり方には、確かに違いが見られます。

日本には長い歴史があり、アニメ・マンガ・フィギュアが文化により深く根付いています。一方アメリカでは、特にここ10年でオーディエンスが急速に拡大してきており、今なお進化の途上にあります。
しかし、情熱そのものは両国で変わりません。
アメリカと日本、いずれのファンもキャラクター、ストーリー、そしてその背後にいるクリエイターたちを深く大切にしています。収集し、創作し、そうした体験を他者と分かち合いたいと願っているのです。
興味深いのは、アメリカで「ファン」から「クリエイター」そのものへと踏み出す人々が増え始めていることです。ワンダーフェスティバルのような存在をアメリカにもたらすことが、これほどまでに重要だと感じられる理由の一つも、まさにそこにあります。
このコラボレーションは、そのギャップを橋渡しし、人々が単に「観る」のではなく「参加する」ための、より明確な道筋を提供するものになるはずです。

配信元: ガジェット通信

あなたにおすすめ