『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.33』KBSホール(2026年5月24日)
Aブロック公式戦 ○葛西純vsニック・ウェイン×
葛西がウェインを破って4勝目。「刺激が欲しけりゃ葛西純を見ろ! この背中を見ろ! この背中についてこい!」と初出場となったスーパージュニアで初めてメインを締めた。
葛西はここまで3勝2敗。前日の姫路大会でバリエンテに敗れ、連勝が3でストップし、後半戦を迎えた。この日、6戦目にして初のメインイベント登場。同じ勝ち点6のウェインと星を潰し合った。
葛西は入場直後、ウェインのトペコンヒーロを食らって出鼻をくじかれたが、ウェインがセットしたイスの山へのブレーンバスターですぐさまやり返す。ウェインの顔面にイスを投げつけ、額にナックルパンチを連打。噛みつき攻撃に出る。「若いの、元気がないぞ」と後頭部への低空ドロップキックを見舞い、パイルドライバーでグサリ。ウェインの抵抗を延髄斬りで黙らせた。
守勢に回ったウェインだが、起死回生のジャンピングエルボースマッシュで反撃。アサイDDTで叩きつけたが、雪崩式攻撃は葛西が阻止。コーナー上での攻防を頭突きで制し、雪崩式ブレーンバスターで叩き落とす。腕サソリで絞め上げ、リバースタイガードライバーの構え。阻止したウェインがトラースキックを見舞い、バックを取ったが、葛西はコーナーに押し込んで阻止。レフェリーが巻き添えを食らって昏倒した。
すかさず葛西が竹串を投入。抵抗するウェインを急所蹴りで黙らせ、竹串の束を脳天に突き刺した。葛西がラリアットを狙って突っ込むと、ウェインはトラースキックで迎撃。本部席のテーブルに葛西を寝かせ、フロッグスプラッシュによるテーブル葬でお株を奪った。
葛西は場外カウント10でかろうじて生還。不敵な笑みとともにエルボー合戦で火花を散らしたが、ウェインがキスでお株を奪うと、その場飛びスパニッシュフライをさく裂させる。ウェインズワールドは葛西がキャッチ。垂直落下式タイガードライバーでグサリ。リングを何度も往復してのラリアットを振り抜くと、パールハーバースプラッシュを発射したが、ウェインも3カウントを許さない。ならばと葛西はエルボー合戦をヘッドバットで制すると、キスでお返ししてからクロスアーム式スティミュレイションで突き刺して3カウントを奪った。
葛西が4勝目を挙げ、勝ち点を8に伸ばした。試合後、マイクで「おめえ20歳だろ? 俺っちは今年で52だ。親子ほど年の離れているお前を相手に大人げなくムキになっちまってよ。そんなこと俺っちはよ、恥ずかしいなんて思っちゃいねえ。20歳だろうが、51歳だろうが関係ねえ。今日、この葛西純に新しいライバルができたと思っている。ニック、ありがとうございました」と感謝すると、二人は座礼、グータッチでノーサイド。葛西は「ニック、あと一つだけ言いてえことがあるんだ。俺っちのよ、一人息子。まだ22歳なんだけどよ。去年プロレスデビューしたんだが、お前と当たることがあったら、手加減しねえでガッチリやってやってくれよ」と投げかけた。
ウェインが去ると「今日はメインイベントで勝ったんで、なんか新日本プロレスのメインイベントをこの葛西純が締めるって、お前らちょっとレアすぎるだろ」と続けた葛西。スーパージュニア初のメイン登場を勝利で飾ったとあって、「じゃあ、遠慮なく締めさせていただきます」と宣言。「本日はたくさんのご来場ありがとうございました。皆さん、プロレスは楽しいですか? プロレスから元気もらえましたか? だけどよ、酷なことだけど、今日は日曜日。おめえらに一つだけ言いてえことがある。明日から学校、明日から仕事だぞ。でも今日プロレス見たから頑張れるよな」と集まったファンにメッセージ。「厳しいこと言うと、人間の頑張りってのは限界があるからよ。そんな時は刺激が欲しいよな。刺激が欲しけりゃ葛西純を見ろ! この背中を見ろ! この背中についてこい!」と絶叫して締めた。
葛西の公式戦は残り3試合。次戦は5・27沼津大会でフランシスコ・アキラと対決する。バックステージで葛西が「人間、年齢なんて関係ねえからな。年齢を言い訳にしてるヤツ、この葛西純を見ろ。オレっちの全盛期は9年後だ。9年後へ向けて、『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝して、あの“噛ませ犬"DOUKIのベルト分捕ってやる」と豪語していると、アキラが襲撃。着ていたTシャツで葛西の首を絞め上げると、「俺はお前の身体をぶっ壊しにきたんだぜ、ベイビー。シズオカでは、大量の血が流れることになるぞ」と通告。「今日はお前にプレゼントを持ってきたんだ」とフォークを持ち出すと、あえて攻撃せず「いや、やめておこう。これはシズオカでやることにする」と予告した。3日後の対決へ向けて先制された形だが、葛西は動じず。「あいつ、やったこともねえタイプの人間とやることで焦りまくってんな。恐怖しか見えないよ、あいつから。もうすでに俺っちの手のひらで転がされてるよ」と自信満々だった。

