アイアンはドライバー以上にモデル数が多く、自分に合う1 本を選ぶのが難しい。鹿又が提唱する多様化時代のアイアン選びとは?
多様化されたアイアンは4つのカテゴリーから“自分に合う”を選ぼう!

今、キャロウェイやテーラーメイドなどの大手メーカーからは、10モデル近いアイアンが現行モデルとして発売されています。どうやってたくさんあるアイアンから自分に合う1本を選ぶのか?私がフィッティングするときに1番最初に確認するのは「次に購入するアイアンに何を1番求めているのか」です。
打感なのか、飛距離なのか、やさしさなのか。たしかにアイアンはたくさんありますが、大きく分けると4つに分類できます。ひとつ目は打感を重視した軟鉄鍛造のアスリートモデル。2つ目はやさしさを追求したテクノロジー系。
3つ目はストロングロフトの飛び系。4つ目がシャフトもグリップも軽くした軽量系です。もっと細かく分けることもできますが、まずは4タイプの分類を参考にして、自分が求めるアイアンを探してください。それと、アイアンを選ぶときに必ず確認してほしいのがロフト角です。
今回試打した24モデルのアイアンは同じ7番アイアンでもロフト角が26度から33度まであります。9度の差は約3番手の違いになります。今、使っているアイアンと同じ距離感がいいなら同じロフト帯、少し飛ばしたいなら2度くらい立っているもの、飛距離を落としたいなら寝ているモデルを検討しましょう。

アスリートモデルの7 番アイアンだとロフトが32、33 度だが、ディスタンス系や軽量系は26 ~ 28 度が多い

「キャロウェイでいえば『クアンタム』と『X フォージド』はまったくカテゴリーもターゲットも違います」
TYPE 1:軟鉄鍛造のアスリートモデル

打感を重視するタイプは軟鉄鍛造がオススメ。最近は1 枚モノのフォージドアイアンでも寛容性が高くなった
TYPE 2:やさしさ満点のオートマチック系

アイアンが苦手で寛容性や直進性を求めるタイプは、最先端テクノロジーを詰め込んだオートマチック系を選択
TYPE 3:飛距離性能重視のディスタンス系

飛距離を伸ばしたいタイプは、7 番アイアンのロフトが28 度以下になっている飛び系アイアンを選ぼう
TYPE 4:シニアが飛ばせる軽量系

ストロングロフト設計にプラスして、シャフト、グリップ、そしてヘッドを軽くした軽量系はシニア層に人気
いかがでしたか? ぜひ、皆さんも手に取ってみてください。

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。
現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
撮影=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

