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有村架純が「しずおか映画祭」に登場 「最近、自分は真面目すぎるなって思う」と胸中を明かし、磯村勇斗も共感

有村架純が「しずおか映画祭」に登場 「最近、自分は真面目すぎるなって思う」と胸中を明かし、磯村勇斗も共感

映画「ちひろさん」上映後舞台あいさつに登壇した有村架純
映画「ちひろさん」上映後舞台あいさつに登壇した有村架純 / ※提供写真

俳優・磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「第1回しずおか映画祭」を5月23日~24日の2日間にわたり静岡市にて開催。5月24日には映画「ちひろさん」(2023年)の上映後舞台あいさつに、有村架純と今泉力哉監督が登場し、トークイベントを実施した。

■静岡県内を中心に撮影された映画「ちひろさん」

静岡県内を中心に撮影された「ちひろさん」の上映後、満員の観客の拍手に包まれながら登壇した有村は、「何年も経ってまた劇場で上映していただけるのは本当にうれしいこと。私も大好きな作品で、ちひろさんが今も私の中に愛おしく残っています」と笑顔であいさつした。

本作について磯村は、「静岡の海や街並み、空気感までもが作品に映っている映画」と語り、「この土地で上映できることに大きな意味がある」とコメント。静岡の風景が“もうひとりの登場人物”のように作品を支えていることにも触れた。

■有村架純「もう少しいい加減さを持ちたいなと思う時があります」

本作でメガホンをとった今泉監督は有村について、「普段の柔らかい雰囲気だけではなく、人間の暗い部分も本当に理解している方」と語り、「ちひろさんという役は、人の弱さや孤独を知っている人でなければ演じられないと思っていた」とキャスティング当時を振り返った。

その言葉を受けた有村は「でも最近、自分は真面目すぎるなって思うんです」と率直な心境を吐露。「任された役は必ずやり遂げなければならないとか、作品をちゃんと届けなきゃいけないとか、そういうことを考えすぎてしまう」と語り、「もう少しいい加減さを持ちたいなと思う時があります」と笑顔を見せた。

磯村は「僕も同じです。この『しずおか映画祭』も、自分がやらなければ終わってしまうという感覚がある」と有村の言葉に共感し、「芝居でも、この役をまっとうしなければという気持ちが強い」と自身の思いを語った。

さらに、息抜きについての話題になると、有村が「この前、“ひよっこ”メンバーでピクニックに行きました」と明かし、磯村も「この歳でピクニックに行くのかなと思ったんですけど(笑)」と続け、「落ちていたフリスビーで遊んでいました」とエピソードを披露し、会場は和やかな空気に包まれた。

■磯村勇斗、もし映画を3人で作るなら「世間の中にない有村さんを見てみたい」

イベント後半では、「もしこの3人で映画を作るなら?」という話題に。有村は「今泉監督にはラブストーリーを撮ってもらいたい」と期待を寄せ、「磯村さんには鈍感な役をやってほしい」とコメント。一方の磯村は、「世間の中にない有村さんを見てみたい。突発的で感情的、動物的な役を演じてほしい」と語った。

そのやり取りを受け、今泉監督は「2〜3年後のこの映画祭で上映できるように頑張ります!」と宣言し、会場からは大きな拍手が送られた。

最後に有村は、「こうしてまた劇場で皆さんと作品を共有できることが本当にうれしいです」と改めて感謝を伝え、「この作品が皆さんの心に残り続けてくれたらうれしいです」と観客へメッセージも送った。今泉監督も、「映画館で観る良さは、同じ場所で一緒に笑ったり泣いたりできること」と語った。

2人を見送った磯村は、「有村さんとこうしてステージ上で話すのは不思議な感覚でした」としみじみ語り、「未来の話もできたので、いつか本当にかなったらうれしい」とコメント。さらに、「また数年後、この東宝会館に戻ってきます」と力強く宣言すると、会場は大きな拍手に包まれた。

■映画「ちひろさん」あらすじ

ちひろ(有村)は、風俗嬢の仕事を辞めて、今は海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働いている。元・風俗嬢であることを隠そうとせず、ひょうひょうと生きるちひろ。彼女は、自分のことを色目で見る若い男たちも、ホームレスのおじいさんも、子どもも動物も、誰に対しても分け隔てなく接する。

そんなちひろの元に吸い寄せられるかのように集まる人々。彼らは皆、それぞれに孤独を抱えている。そしてちひろ自身も、幼い頃の家族との関係から、孤独を抱えたまま生きているのだった。

揺れ動く日々の中、この街での出会いを通して、ちひろもまた、自らの孤独と向き合い、少しずつ変化。軽やかに、心のままに生きるちひろと、ちひろと出会う人々――彼らの孤独と癒しの小さな物語。

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