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「最後にプレーする機会を得られてうれしい」今季限りでラケットを置くワウリンカが明かす全仏OPへの思い<SMASH>

「最後にプレーする機会を得られてうれしい」今季限りでラケットを置くワウリンカが明かす全仏OPへの思い<SMASH>

今季限りでラケットを置く元世界ランキング3位のスタン・ワウリンカ(スイス/現世界113位)が、​​​​​ATP(男子プロテニス協会)公式サイトのインタビューに回答。そのなかで、キャリア21度目にして最後の出場となるテニス四大大会「全仏オープン」への思いを語った。2015年に頂点に立った赤土の舞台は、彼にとってプロ生活屈指の記憶が刻まれた場所である。

 昨年12月にSNSで「どんな本にも結末が必要です」と綴り、自らの引き際を明かしていた41歳。今月上旬には、10月26日から開催される母国大会「スイス室内バーゼル」(ATP500)がキャリア最後の大会となることも正式に発表された。約24年に及ぶ競技生活の終幕が近づくなか、全仏オープンはその物語を語るうえで欠かせない舞台である。

 これまで全仏では通算46勝19敗を記録。2015年には決勝で当時世界1位だったノバク・ジョコビッチ(セルビア/同4位)を破って悲願の初優勝を果たし、17年にも準優勝している。

 開幕を前に、長年戦ってきたローランギャロス(全仏)での記憶を振り返ったワウリンカは、最も印象深い瞬間についてこう語った。

「2015年決勝で、階段を上ってコートに出ていった時だね。おそらく私がローランギャロスで経験した最も重要な瞬間だった」
  また、引退後に最も恋しくなるものについて問われると、大舞台ならではの感情の高まりを挙げている。

「おそらく、試合をしている時に感じられる感情だろう。特にローランギャロスのような素晴らしい大会ではそうだ。ローランギャロスのようにたくさんの人、大観衆がいると、大きなストレスをもたらす。良いストレスでもあり、コントロールするのが難しいストレスでもある。私が最も恋しく思うのはおそらくこれだ。なぜなら、これらが他のどこでも見つけることのできない感情だとわかっているから」

 ワウリンカは強烈な片手打ちバックハンドを武器に、四大大会3勝を含むツアー通算16勝を積み重ねてきた。14年には自己最高の世界3位にも到達。長いキャリアへの充実感を口にする一方で、残された時間への意欲も失ってはいない。

「この長いテニスキャリアで成し遂げたことにはとても満足しているし、ラケットを置いて他のことを楽しめるようになるのも待ち遠しい。しかし、私にはまだツアーでプレーする数カ月が残されている。もし体調が良ければ、年齢や身体の状態を考慮しても、まだ良いプレーができると感じているよ」

 なお初戦では当初、第17シードのアルテュール・フィス(フランス/同20位)との対戦が予定されていたが、フィスが負傷で棄権したため、ラッキールーザーのイェスパー・デヨング(オランダ/同106位)と対戦することになった。両者の顔合わせは今回が初めてとなる。

「ここに戻ってこられてうれしいし、ここで最後にプレーする機会を得られてうれしい。もちろん、最後は簡単なことではないでしょうが、今のところは幸せです」

 間もなく始まる最後のローランギャロス。2015年の優勝をはじめ、数々の記憶が刻まれた特別な舞台で、ワウリンカはどのようなラストシーンを見せてくれるのか。10月に迫った最後の大会へ向かうなか、その一戦一戦に注目が集まる。

構成●スマッシュ編集部

【動画】ワウリンカがジョコビッチを破って優勝した「全仏オープン 2015」決勝ハイライト!

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配信元: THE DIGEST

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