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「ここ数週間の貢献には非の打ちどころなし」7試合連続弾で “二冠” に大貢献の前田大然、現地メディアは称賛と惜別!「おそらくはセルティックで最後となる大仕事」

「ここ数週間の貢献には非の打ちどころなし」7試合連続弾で “二冠” に大貢献の前田大然、現地メディアは称賛と惜別!「おそらくはセルティックで最後となる大仕事」

現地時間5月23日に行なわれたスコティッシュ・カップ決勝で、セルティックはダンファームリン・アスレティックを3-1で下して2シーズンぶり通算43回目の優勝を飾り、リーグとの「2冠」を達成した。前田大然はここでも先制ゴールを決め、公式戦7試合連続得点で今季を締め括っている。

 ハムデンパークでの決勝、序盤に守備陣の連係の乱れからあわやオウンゴールというピンチはあったものの、主導権を握り続けたセルティックは19分、アリスター・ジョンストンの最後尾からのフィードで抜け出した前田が、相手GKの頭上を抜くシュートでゴールネットを揺らしてリードを奪うと、36分にはアルネ・エンゲルスが鋭いミドルを突き刺し、さらに73分にはケレチ・イヘアナチョが個人技でダメ押し弾。相手の反撃を80分の1点に止め、劇的なリーグ制覇から1週間後に、再び歓喜の瞬間を迎えた。

 またしても決定的な仕事を果たし、最終的に今季公式戦通算17得点・9アシストを記録した前田。攻守両面での精力的かつ献身的な動きを見せ続けた背番号38について、現地メディアの報道を見ると、英国の日刊紙『The Guardian』は「前田に向けたジョンストンの深い位置からのパスに対し、ダンファームリンのCBジョン・トッドはクリアを試みるも完全にミスキック。そこに現われたのが前田で、自信たっぷりにGKの頭上を抜くループシュートを決めた」と伝えている。
  英国公共放送『BBC』は、「あらゆる兆候が示しているのは、前田がこの夏にセルティックを去るということだ。しかも、強烈なインパクトを残して。そんな彼の最新の、そしておそらく最後となる大仕事は、ハムデンでのロブシュートによる先制点だった。落ちてくるボール、空振り気味に対応するDF、そして冷静沈着なストライカー。前田はGKの頭上へ、柔らかくボールを浮かせてみせた」と、彼の去就に言及しながら、その仕事ぶりを振り返った。

 また、「セルティックはこれまで、数多くの国内2冠を達成してきたが、今回のような形はなく、まるで現実離れした体験だった。その中で、前田は主役のひとりだった。シーズン終盤のゴールラッシュ以前、彼は17試合連続無得点。懸命に走り回りながら結果が伴わず、時にはもう、彼にはチームに提供できるものが残っていないようにも見えた。しかし、その後に彼は目を覚ました。優勝争いの佳境で、前田は破壊的な存在となり、冷酷なフィニッシャーとなった」と、賛辞をまじえて今季を総括している。『Daily Mail』紙は、「前田に関しては、シュート決定力の不安定さや信頼性の欠如が、時に大きな問題となっていたが、ここ数週間の貢献に関しては非の打ちどころがない。彼は直近7試合で9ゴールを決めた」とポジティブに綴り、こちらも去就と絡めて「もしこれが別れの贈り物だったのなら、クラブに国内2冠をもたらした事実は、この夏に新天地へ移るとしても、素晴らしい思い出として残るだろう」と綴った。

 スコットランドの日刊紙『Daily Record』も同じ論調で、「退団の許可はすでに下りている。この調子を見れば、前田の獲得に名乗りを上げるクラブは数多く現われるだろう。ここ2か月の『ランニングマン』による圧巻のパフォーマンスは、国内2冠達成において決定的な役割を果たした。彼は直近7試合全てで得点を記録し、合計9ゴール。そして、この試合で叩き込んだ一撃も、まさに前田らしいゴールだった」と賛辞を贈り、以下のように続けている。
 「前田は裏へ抜け出す動きで絶えず相手守備陣を恐怖に陥れた。ダンファームリンの最終ラインが、彼をマークする役割を互いに押し付け合いたくなるのも無理はなかった。前田は序盤、CBトッドの背後を取った場面でPKを強くアピールしたものの認められなかったが、その後、再びこの若きDFの裏へ素早く抜け出し、ループシュートを決めてセルティックに先制点をもたらした。試合終了時に送られた大歓声は、まさに別れを告げているように見えた」

 最後にクラブの地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、10点満点の採点でチーム最高タイの「8」を前田に与え、寸評では「これがセルティックでの最後の試合になるかもしれない中で、彼はまたしても結果を残した。シーズン終盤の大事な局面で前田のゴールがなければ、結末は全く違ったものになっていた可能性がある。クラブは、彼のような選手を再び見つけるのに苦労するだろう」と、その働きを称えた上で、別れを惜しんだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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