現地5月25日、シカゴ・ホワイトソックスでメジャーデビューを飾ったのが西田陸浮だ。この日、傘下3Aシャーロット・ナイツから昇格した西田は「9番・右翼」でスタメン出場すると、4回の第2打席でメジャー初安打。守備でも好返球で二塁走者を本塁で仕留めた。
見慣れない背番号「51」に、ホームスタジアムの観衆が大声援を送った。試合後にはグラウンド上でヒーローインタビューを受け、チームメイトからアイスシャワーの洗礼を受けた。
1試合でファンやチームメイトに認められた西田について、地元メディアや通信社が大々的に報道。ホワイトソックス専門メディア『South Side Sox』は、「西田の好返球が勝敗を分けた。初回にブルックス・リーと村上宗隆のソロアーチの応酬で幕を開けた一戦は、ホワイトソックスが3対1で勝利。しかし、試合を決めたのは強打者ではなくメジャー初出場となる西田だった」と報じ、2回に飛び出した本塁補殺の好プレーを称賛した。
「序盤から打たれ続けたホワイトソックスの先発アンソニー・ケイは2回、2本の安打で2死一、二塁とピンチを迎えると、メジャー2試合目となる9番アレックス・ジャクソンにも右前打を打たれた。しかし、ここで登場したのが西田だった。鋭い返球で二塁走者をアウトに仕留めてみせたのだ。このビッグプレーは失点を防いだだけでなく、さらにピンチで1番バイロン・バクストンを打席に迎える悪夢をも回避してみせた」
また、通信社『AP』もデビュー戦で躍動した日本人外野手に注目。「ホワイトソックスの西田がメジャーデビュー戦で輝きを放つ」と題した記事で、「西田がデビュー戦で技術力と情熱をフィールド上で存分に発揮して、印象的なメジャーデビューを飾った」と伝えた。
『AP』はさらに、「マイナーリーグではおもに二塁手としてプレーしていた西田が、7つのフライアウトと、ひとつの好返球で3万114人の観客を魅了。補殺のシーンではスタジアム中から大歓声が上がった。指揮官のウィル・ベナブルは西田について“期待していたプレーを見せてくれた。守備も素晴らしく、打席の質も非常に高かった”と称賛した」と報じている。
地元紙『Chicago Sun-Times』も、「初安打に加えて、7つのフライアウトとひとつの補殺。西田がデビュー戦で活躍した」と報じ、シカゴを拠点とするスポーツメディア『On Tap Sports Net』も、「3対1でツインズに勝利した試合のハイライトは、この日メジャーに昇格したばかりの西田の活躍だった。右翼手として重要なプレーを見せた」と、メジャーデビューした日本人選手にスポットを当てた。
ア・リーグ単独トップの18号アーチを放った村上に加え、メジャーデビュー戦で存在感を示した西田。ホワイトソックスでプレーする日本人2選手の活躍に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】好返球に初安打と、西田がメジャーデビュー戦で活躍
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