全日本技術選で勝つために開発された「TCシリーズ」。ブランド一押しコンペティションモデルの、来季のアップデートポイントを見ていこう。
TCシリーズとは?
「TC=Technical Competition」というカテゴリーで、ターンの質や正確性を極めたいスキーヤーに最適な技術選モデル。軽量版や、技術選を目指すジュニア用のモデルも展開している。大回り用と小回り用で同じ65mmのセンター幅を採用しているため、ロングターン・ショートターンと同一感覚で操作できる点がユニーク。
今シーズンの技術選でも、使用選手の多くがスーパーファイナルへと進み、男女ともに入賞者も出る活躍ぶりだ。
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高速化している技術選のコンペシーンの変化に対応する、それぞれに搭載された数々のテクノロジーを見ていこう。
技術選大回り用モデル「TC-L」
“もっと速く、もっとダイナミックに魅せる滑り”を目指すスキーヤーのための「TC-L」。構成、フレックス&トーションバランスを改良し、安定感を高めたことで、選手は滑ることだけに集中することができるようになった。


▶搭載テクノロジー
・4R(Multi Arc Jointed Curve)
数量限定のプレミアムモデル「XXシリーズ」にも搭載されているテクノロジー。
複数円弧をつないだ独自のサイドカーブ設計で、ターン中のあらゆる局面で最適なコントロールを可能にする。ターンの始動時には素早くフォールライン方向に板を向けることができ、次のポイントに向けてダイナミックに大回りしていける。
・BIAS REINFORCE MATERIAL
グラスファイバー繊維を斜め方向に配する技術により、高速ターンに負けないトーションの強さを発揮する。
・Dynamic Tail
カービングターン中の確実なスピードコントロールに加え、意のままにズラしの操作も行えるテール形状。角付けによりエッジの接雪面が長くなるため、エッジグリップが増し、解放時にはスキーを加速させる。
このほか、角付けをスムーズかつ素早く行い、しなやかなたわみを引き出す「Front Lead Function(フロント・リード・ファンクション)」と、トップ部の雪面抵抗を分散させるフロントロッカー形状「Front Float System(フロント・フロート・システム)」を採用。両者が相互に作用することで、安定したスムーズなターンを可能にしている。小回り用モデルにも採用されているテクノロジーだ。
技術選小回り用モデル「TC-S」
コンセプトはずばり“簡単なスキー”。センターポジションで角付けさえ行えば、オートマチックにターンが仕上がるというもの。スキーが回りすぎず、縦に落ちていく中で鋭いターンが可能だ。


▶「TC-S」のみの搭載テクノロジー
・SLIT TECH
プレミアムモデル「KS-XX」に搭載のテクノロジー。メタルに縦に切れ込みを入れることで、高い操作性とキレを両立。
・Metal Tip Protector
スキーのトップをメタルでカバー。軽量化と、滑走中のトップの振動を抑制する効果。
新世代プレートシステム「SRED」

スキー本体に搭載されたテクノロジーに加え、従来の「SR585」に代わり登場した革新的なプレートにも注目だ。スキー本来のフレックスを最大限に引き出し、より速く雪面を捉えることをサポートすることで、スキーヤーの仕事を減らしてくれるというもの。
最大の特徴は、前後に動かせるガイド機構により多彩なセッティングが可能となる「Flip Guide」。前方に動かし最大限のフレックスを引き出す小回り用と、後方に動かし前部の荷重エリアを拡大する大回り用と2種類のセッティングがあり、シリーズでは、TC、KEO’S、TRIUNなどに搭載可能だ。


▼試乗会にてアテンドを行っていた、齊藤健二氏による解説
Information
OGASAKA SKI(オガサカスキー)
公式サイト:https://www.ogasaka-ski.co.jp/
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