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最後の全仏を終えたモンフィスに巨星たちから惜別の言葉。「君は常に手強かった」とフェデラー、「君を嫌いな人はいない」とジョコビッチ<SMASH>

最後の全仏を終えたモンフィスに巨星たちから惜別の言葉。「君は常に手強かった」とフェデラー、「君を嫌いな人はいない」とジョコビッチ<SMASH>

開催中のテニス四大大会「全仏オープン」男子シングルス1回戦で、今季限りでの引退を表明している39歳のガエル・モンフィス(フランス/世界ランキング最高6位・現218位)が同胞のユーゴ・ガストン(現118位)に敗れ、自身最後のローランギャロスに別れを告げた。

 試合は2セットダウンから追いつく熱戦となり、決着は深夜に及んだ。それでもセンターコートのフィリップ・シャトリエを埋めた大観衆は最後まで席を立たず、何度も「ガエル」コールを響かせた。

 試合後のセレモニーで、モンフィスは両親に向けて「僕が今夜ここにいるのは、あの2人のおかげです」と感謝を述べた他、涙を拭う妻のエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同7位)にも「彼女がいなければ、僕はここまで来られなかったかもしれない」と語りかけた。

 コートには、「新四銃士」と呼ばれ、共にフランス男子テニス界を支えてきた盟友たちも集結。彼らの中で唯一の現役選手となったモンフィスに向け、ジル・シモンは「モンフ、これで終わりだね。冒険の終わり、道の終わりだ。君にとって、僕たち全員にとって、そして君のプレーを楽しむ全ての人、君が幸せにした全ての観客にとって、信じられないような旅だったよ」と労いの言葉を送った。

 リシャール・ガスケも「友よ、君とキャリア全体を共に過ごせたことをとても誇りに思うし、君を友と呼び、これほど多くの思い出を共有できることを特に誇りに思う」とメッセージを送り、ジョー-ウィルフリード・ツォンガは「自分が成し遂げたこと全てを誇りに思っていいよ。君は傑出していた。君はたくさんの若者たちにテニスを始めるきっかけを与えたと思う。君はとても多くの人にインスピレーションを与えてきた」と称賛した。
  さらに会場では、長年のライバルたちからのビデオメッセージも上映された。映像にはロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同4位)の他、カルロス・アルカラス(スペイン/同2位)とヤニック・シナー(イタリア/同1位)らも登場。世代を超えたスターたちが、モンフィスへ惜別の言葉を送った。

 ナダルは「まだ僕たちが小さな子どもだった頃、初めて君に会った時のことを覚えているよ」と振り返り、「僕たちは長く、そして成功したキャリアを送った。本当におめでとう」と祝福。ジョコビッチも「君を嫌いな人はいない、ガエル。それが君の最大の勝利だと思う」と語り、「テニスプレーヤーとしてだけでなく、1人の人間として君が築き上げたレガシーは、永遠に残り続けるんだ」と敬意を表した。

 フェデラーは「これまでの長いキャリアを通じて、ロッカールームや練習コート、そして試合で時間を共にできたことは、いつも喜びだった。君は常に手強い対戦相手だったよ」と優しく語りかけた。

 また、シナーも「僕たち選手は、特にロッカールームで君がいなくなるのを寂しく思うよ。僕は君の大ファンなんだ」とコメント。世代を超えて愛されたモンフィスへ、惜別の思いが注がれていた。

 モンフィスは今後、ワイルドカード(主催者推薦)を得られれば「ウインブルドン」や「全米オープン」への出場を目指し、11月の「パリ・マスターズ」で現役生活を終える予定だという。数々の名場面を生んできたエンターテイナーは、残るシーズンと思い出深い大会でどんな姿を見せるだろうか。

構成●スマッシュ編集部

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配信元: THE DIGEST

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