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シナーが負傷離脱中の盟友アルカラスに助言!?「優先すべきは100%回復すること、そして焦らないこと」<SMASH>

シナーが負傷離脱中の盟友アルカラスに助言!?「優先すべきは100%回復すること、そして焦らないこと」<SMASH>

現在開催中のテニス四大大会「全仏オープン」に出場している男子テニス世界ランキング1位のヤニック・シナー(イタリア)が、フランスメディア『Paris Match』のインタビューに回答。その中で同大会を右手首の負傷により欠場した2位のカルロス・アルカラス(スペイン)に言及し、最大のライバルへの“助言”とも取れるメッセージを送った。

 23歳のアルカラスは今年1月の全豪オープンで史上最年少での生涯グランドスラム(全四大大会制覇)を達成するなど上々のスタートを切ったが、4月の「バルセロナ・オープン」(ATP500)で同箇所を負傷。マドリードとローマ(いずれもATP1000)、そして全仏を立て続けに欠場し、今季のクレーコートシーズンを終えた。すでに次の四大大会「ウインブルドン」(6月29日~7月12日/イギリス・ロンドン)を含む芝シーズンもプレーしない旨を表明している。

 そんな中で凄まじい活躍を見せているのが24歳の王者シナーだ。アルカラスが負傷離脱して以降、自身が出場した全ての大会で優勝。さらにはローマ初制覇により、昨年11月のパリ(ハードコート)から続くマスターズ1000での連続優勝記録を6に伸ばし、同カテゴリー全9大会を制す“キャリアゴールデンマスターズ”も成し遂げた。

 そんなシナーにとっても、アルカラスの負傷離脱は「不運なニュース」だった。共にまだ20代前半にして、コート上で数々の名勝負を繰り広げてきたからこそだろう。宿命のライバルを思いやりながら、24歳はこう語る。
 「僕は個人的なことも含めてカルロスのことをよく知っている。彼は今、非常に難しい時期を過ごしているが、そういった予測不可能な側面もスポーツの一部。ケガも成功や勝利と同じように、訪れたり去ったりするものだ。

 だが幸い、彼はまだとても若い。だから何よりも優先すべきなのは、100%回復すること、そして焦らないことだと思う。無理をすれば、今後のキャリアに深刻な影響を及ぼしかねない。それは非常に危険なことだ」

 ライバル不在による周囲の喧騒をよそに、24歳は冷静に足元を見つめている。

「たとえカルロスがここでプレーしていたとしても、僕たちが対戦できるのは決勝だけだ。そこまでには長い道のりがあるし、その過程で色々なことが起こり得る。テニスは本当に予測不可能なスポーツ。僕自身は自分のプレーと、自分がやるべきことだけに集中している。そして、その先に何が起こるかを見ていきたい」

 ちなみに両者が今季対戦したのは、4月の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000)決勝の1度のみ。この時はシナーがアルカラスを7-6(5)、6-3で下し、クレーコートで自身初のビッグタイトルを獲得した。一方のアルカラスが最後にシナーに勝利したのは、昨年9月の全米オープン決勝。6-2、3-6、6-1、6-4で制し、6度目の四大大会優勝を飾っていた。

文●中村光佑

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配信元: THE DIGEST

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