中央競馬の3歳牝馬クラシック第2弾「第87回オークス(GⅠ、東京・芝2400m)」が5月24日に東京競馬場で行なわれ、5番人気のジュウリョクピエロ(牝3歳、栗東・寺島良厩舎)が制した。騎乗した今村聖奈が、女性騎手初のクラシック初騎乗初制覇の偉業を成し遂げた瞬間を捉えたジョッキーカメラの再生回数が、公開から300万回の大台を突破する大反響となっている。
歴史的な大バズりだ。道中は後方からレースを進めたジュウリョクピエロ。14番手で直線に向くと、今村騎手のムチに応えてライバルを次々にかわし、馬群の間を突き抜ける。最後は4着のリアライズルミナスと、外のドリームコア(2着)の間のわずかなスペースに入り、首差飛び込んだ。ゴールの瞬間、今村騎手はガッツポーズし、関係者と喜びを分かち合うと涙が浮かんだ。
24日にJRAの公式YouTubeチャンネルは、今村騎手が装着していたジョッキーカメラの映像を公開。勝利の瞬間、今村騎手は「きゃあああーっ!」と絶叫した。国内外合わせGⅠ100勝以上を誇るクリストフ・ルメール騎手から声をかけられると、「サンキュー」と返答。すぐに相棒に「ありがとう」と声をかけ、「やった~!」「やばい!勝ってもうた~」「やっとジョッキーになれた」などと、本音が次々と漏れた。
快挙を成し遂げたジュウリョクピエロには、「やったね!ピエちゃんっ!あんた一番かっこいいわ!」と関西弁で愛馬を興奮気味に称えた。その後も「ほらー今、みんなあんたのこと見てるで!カッコいいね」「ありがとう、ありがとね」「夢見てるみたいやな」など、興奮気味に息を切らせながら“ピエちゃん”に優しく声をかけた。
YouTube動画はレース当日から公開直後から視聴回数が爆伸び。公式Xでも拡散され、28日の午前4時時点で460.5万件も表示されている。今も数字は伸ばし続けている今村騎手のジョッキーカメラについて、競馬ファンからは次のような声がコメント欄に書き込まれた。
「これは10年後でも再生されている気がする」
「こんなにジョッキーカメラを待ったの初めて」
「何回見ても何回も泣いてしまう」
「オークスから3日たったけどまだ見ちゃうよね」
「ジョッキーカメラ史上最高傑作」
「改めてジョッキーカメラの導入は画期的だったと思う」
「他ジョッキーとのやりとり、馬との会話、近づく歓声、今村騎手の呟きと喜び、一緒に戦っている周囲の方々の声など知ることができて本当に感謝です」
「22歳の等身大の感情がそのまま溢れた感じが眩しすぎてきちぃ…(感涙)」
「女性騎手初のG1制覇が優駿牝馬ってのも運命がかっているな」
レース後、今村騎手は「本当に夢見てるみたいです」と感無量。歴史に残る騎乗については、「彼女(ジュウリョクピエロ)のことは(自分が)一番分かってるんで、落ち着いて乗れたと思います。彼女は本当に素晴らしい馬です。私が乗ってても、ついてこいって漢気ある馬だなって思います」と愛馬の強さを称えていた。
構成●THE DIGEST編集部
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